花の百名山にも選ばれている安達太良山。
本山周辺とはまた違う花も咲き、またこちらの方が花の種類が多い気がする。
7月23日
前回の山行からまだ1週間も経っていないけれど、またメンバーを募って...今回は3人パーティーで。
曇り空の下の福島市街地。
目的の鬼面山が見えぬまま国道115号線、そして県道30号本宮土湯温泉線を経由して...
集合場所に設定した野地温泉ホテルの駐車場に到着すれば、そこはギリギリ(?)雲の上の世界。
もちろん鬼面山も雲の上。
※ここ数年、野地温泉ホテルでは土日祝日の日帰り入浴が行われていないので、チェックアウトの時間が近づけば駐車場が空き始める。
程なく全員集合。
山歩きの準備を終えて・・・
今回のGPSログ。
野地温泉登山口(標高約1180m)より山行スタート 8:20
そういえば「ブナッ子路」でさえ足を踏み入れるのは...
「ほんのりと秋色に染まり始めた鬼面山にて(2021.9.12)#1 野地温泉登山口よりブナッ子路を経て山頂へ」
「ほんのりと秋色に染まり始めた鬼面山にて(2021.9.12)#2 山頂展望」
「ほんのりと秋色に染まり始めた鬼面山にて(2021.9.12)#3 野地温泉登山口に下山」
久しぶりだと思っていたけれど、前回は2021年の9月12日だった💦
ツルアリドオシ(蔓蟻通し)
花が終わったツクバネソウ(衝羽根草)
「目玉おやじ」はギンリョウソウ(銀竜草)の実。
ブナの森を抜ければ、送電線下の草原に。
笹が刈り払われた場所には多くの花が咲いている。
ウツボグサ(靫草)
旧土湯峠の分岐で「ブナッ子路」より逸れて、鬼面山の登山道へ 8:38
アオヤギソウ(青柳草)
ハクサンフウロ(白山風露)
すでに雄蕊が無くなった花が多い印象。
鬼面山と安達太良連峰最高峰の箕輪山。
ノギラン(芒蘭)を初めて見たのは岩手県の焼石岳で。
でもこんな身近な場所にもあったとさ💦
ノリウツギ(糊空木)
雌蕊がクルンとしているので...ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)
萼辺にギザギザ(鋸歯)がないから...
ヒメシャジン(姫沙参)ではなくミヤマシャジン(深山沙参)だと思う。
ウスユキソウ(薄雪草)
コメツツジ(米躑躅)
肩の道標に到着 9:07
吾妻連峰を眺めながら小休止。
雲海が・・・
雲の海がだんだんと満ちてきているような気がする。
もしかすると山頂に着く頃までに景色が雲に隠されてしまうかもしれないので、とりあえず山座同定を。
旧土湯峠の分岐はあの辺り。
小休止を終えてあの鬼面山山頂へ 9:10
ミヤマカラマツ(深山唐松)?
これは雌蕊が真っ直ぐだから...ホツツジ(穂躑躅)
今回は一切息切れすることなく♪
鬼面山山頂に到着 9:30
山頂の南側に移動して・・・
箕輪山の大きな山容を眺めながら休憩。
西に目を向ければ、川桁山や猫魔ヶ岳や雄国山は見えるけれど・・・
お~い磐梯山!
ここからは一緒に登りたくても登れなかったメンバーのために、花の写真をカメラだけではなくスマホでも撮る。
(ここに載せているのはカメラで撮ったもの)
咲き残りのミヤマキンバイ(深山金梅)
2016年の山の日に安達太良山を縦走。
(沼尻登山口~白糸の滝展望台~湯の花採取場~胎内岩~石楠花の塔~鉄山避難小屋~箕輪山~鬼面山~野地温泉登山口)
過去にまだ一回しか登ったことがない箕輪山を背後に・・・
鬼面山山頂に戻って 9:56
山頂標の東側、その藪の中に続く道を辿って...
三等三角点(標高1481.8m)にタッチ!
続きます。