濁川の堤防が決壊、そして大森川の護岸が崩落するなどの被害...
福島市では床上浸水が303件、床下浸水が228件発生。
(10月31日時点)
一日も早く平穏な生活に戻られることをお祈りいたします。
10月13日。
台風19号。
その雨も午前2時頃までには止んで・・・
〇〇〇市のアパートに住む弟夫婦。
浸水し始めた駐車場から車1台を高台に移動させて、もう1台で・・・
福島市伏拝の国道4号バイパスが法面崩落のために通行止め。
国道115号線は鳥谷野交差点から郷野目交差点の間が冠水のために通行止め。
そしてその先の方木田跨線橋も通行止め。
迂回に次ぐ迂回で、午前3時頃にこちらに避難完了。
そして・・・
朝になって...帰宅?
どうやらアパートの周辺が冠水していて戻れなかったようで、再びこちらに逆戻り。
弟夫婦が休んでいる間に・・・
国道115号線は鳥谷野交差点から郷野目交差点、方木田跨線橋が通行止め。
そしてLINEで回ってきた「濁川の堤防が決壊」との情報が気になって様子を見に。
自宅から歩いて...まさかここも?
大森川左岸堤防に。
排水作業中のポンプ車。
普段は「サワサワ」と。
今はその川音は無く・・・
まるで池のよう。
大森川は濁川と合流、そしてすぐに阿武隈川に合流。
阿武隈川は先の2本の川に比して「ゴーォゴーォ」と。
荒川(左側)が阿武隈川に合流。
阿武隈川の様子が前日の夕方から気になって何度もアクセス。
LIVEあぶくまがわ(福島市の地域)福島河川国道事務所
(http://www.thr.mlit.go.jp/fukushima/abukuma_live/live07.html)
ピーク時は天神橋の橋桁ギリギリまで。
信夫橋を渡って荒川左岸堤防へ。
通行禁止。
荒川の川音も静か。
たまに「チャポチャポ」と。
信夫橋を再び渡って・・・
ドラム缶が流されていく。
それはそうと...郷野目では床上浸水した家や事業所も多数。
この事が地元新聞の地域欄にさえ載らないのはなぜ?
(地元新聞社は2社あるけれど、社屋が写っているこちらの新聞には載った?)
昭和61年8月に起きた「8.5水害」の時もここを。
鳥谷野橋から眺める・・・
左が濁川、右が大森川。
流れ着いているパレットには日東紡績の文字が。
そして濁川の堤防決壊現場では仮復旧工事の真っ最中。
水に浸かっているススキが全く動かない。
決壊の原因はバックウォーター現象?
もしかすると新聞だけで情報を得ている人は、濁川が決壊したことも知らないかも?
そうでなくても郡山から来た業者さんは「福島市は被害を受けていない」と聞いていたらしく...「え?」となったから。
いや、職場の同僚の何人も...福島市民でさえも「え?」となったから。
ちなみに弟の住むアパートはぎりぎり床下浸水を免れました。
▽ ▲ ▽ ▲ ▽ ▲ ▽
- 追記(10月31日) -
「福島市 被災者支援 40億円余 補正予算案」
先程、夜のニュースで福島市では床上浸水が303件、床下浸水が228件発生と知りましたが・・・
さすがに明日の新聞には載るでしょうね。
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