以前は展望がなかった山頂も、今は・・・
「ざる菊が見頃。川俣町の大津ざる菊園にて(2018.11.3)」の続きです。
大津ざる菊園を後に、国道349号線と県道12号原町川俣線と林道花塚線を経由して・・・
花塚の里駐車場に到着。
今回のGPSログ。
地図に「堅岩」と書き入れましたが、実際は竪岩(竪石)らしいので、本文中のものは訂正しました。
でも「新・分県ガイド 6 改定新版 福島県の山」では「堅岩」になっているんですよね・・・
花塚の里入口 9:40
放鹿神社・放鹿山神社 9:50
その右側にある花塚山登山口より入山。
登り始めは杉林。
ちょっと登れば赤松林の中に紅葉が鮮やか。
姥神様はネイビーのネックウォーマーがトレードマークだったのに・・・
願掛けをすると咳の出る病気が治るとされており、
一般的な姥神様は厳しい顔をしていますが、微笑んでいるように見えます。
・・・大黒様なの?
行者戻し岩は鎖を使って乗り越える。
迂回路があるけれど。
やっぱり今年は紅葉が遅い♪
過去11月3日に一度だったか二度登ったことがあるけれど、
その時はすでに紅葉が終わっていて、霰に叩かれたこともあったっけ。
分岐に立つ石仏は・・・姥神様?
その中央御室岩分岐より十数秒。
花塚山大権現の御本社?
中央御室岩 10:28
尾根分岐より右に折れて 10:50
巨岩が立ち並ぶ尾根を進めば・・・
花塚山山頂 11:07
二等三角点(標高918.2m)にタッチ!
以前は展望皆無だった山頂。
それも今は木が伐採されて・・・
麓山(羽山)と口太山の間に注目!
平成6年頃から富士山の見える北限は花塚山であると、
登山愛好家や遠望撮影を目的とした写真家の間で話題になっていました。
約7年におよぶ地元登山家のチャレンジによって、
平成28年までに計4枚の花塚山からの遠望富士山が撮影され、
日本地図センターの田代博氏によって検証作業が行われ、
正式に富士山の見える北限の山となりました。
実際に撮影する場合は、特殊な望遠レンズやカメラ等を使用しなければならないほか、
天気や気圧、大気汚染物質の量など様々な条件が揃わないと難しいとされていますが、
北側で300kmを超える遠望地はこの山より他はありません。
これで松ノ木岩や富士見岩だけではなく、山頂も富士山撮影ポイントの仲間入り。
そしてこの景色を眺めながら「今、日山(天王山)の茂原コースの紅葉も見頃なんだろうな」と。
景色を眺めたら、お湯を温め直してラーメンと食後のコーヒーを。
花塚山山頂を後に 12:15
松ノ木岩を支える!?
そのつっかい棒の角材は、やはりなし。
尾根分岐まで戻って 12:26
続きます。
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