5月上旬にしては残雪たっぷりで♪
5月5日
風が止むのを待っていた。
一切経山上空、その標高2000mに吹く風は...
9時:風速約5m/s、15時:風速約3m/sと♪
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7時に夜間通行止めが解除された磐梯吾妻スカイライン。
いつものように高湯温泉側から入り・・・
浄土平駐車場(ただいま無料開放中)に到着。
8時の時点でこの駐車場の入り。
スペースは半分以上埋まっていて...
奥の砂利敷きの駐車場はまだ使えないからな。
トイレを済ませたら、まだ開館時間前の浄土平ビジターセンターの入口へ。
入山者カードと下山カードを切り離し・・・
入山は8時15分、下山は...14時00分と。
裏面も忘れず、その他諸々を記入して、登山者カード投入箱の中へ。
※下山後は下山カードの提出を絶対に忘れずに!
車に戻ったら、山歩きの準備。
気温がマイナスでも大丈夫なようにウェアを揃えてきたけれど、すでに15℃もあるし (^_^;
発熱素材の長袖Tシャツの上に半袖Tシャツを重ね着、そして...とりあえずフリースジャケットも着ていこうかな?
後は...使うことはまずないだろうけれど、念のために冬用のジャケットもザックの中へ忍ばせて。
日焼け止めは家で入念に塗りたくってきた。
帽子にサングラス、そしてネックガードで耳以外はほぼ肌が出ていない状態にして...これでOK。
今回のGPSログ。
浄土平駐車場より山行開始 8:17
浄土平湿原に続く木道を進み・・・
西風弱風。
一切経山大穴火口からの噴気の向きで風を読む!?
浄土平湿原を抜けると、そこからは残雪歩き。
雪の状態から必要はないと思ったけれど、(自分も周りにつられて?)軽アイゼンを装着。
そしてフリースジャケットも脱いで、45リットルのザックを膨らませる。
すぐに夏道が現れたけれど、ここから雪渓に逃れて (^^ゞ
谷を埋める残雪。
今は廃道になった一切経直登コース、そしてこの浄土平~酸ヶ平コースを何十回も。
その経験から、ここの残雪の厚みは5m以上はあると。
蓬莱山東斜面にシュプールは少ない。
もう少し頑張れば、登りからいったん解放。
そういえば今回は赤雪現象...雪の表面に赤い藻(雪氷藻?)が発生していない。
それに1つのクラックもなかったな。
酸ヶ平の一角に到着。
酸ヶ平分岐を通ることなく・・・
直で酸ヶ平避難小屋に 9:14
ほとんどの方が右の夏道ではなく・・・
もちろん自分も残雪期限定のルートを。
ここの雪渓歩きは何回目だったっけ?
夏道もそうだけれど、まあまあ傾斜がきつくて...
背後の東吾妻山を中心とする風景を眺めながら休みつつ。
一切経山までのルート...
残雪歩きにとりあえずの終わりが見えてきた。
登山道がなく残雪期にしか登れない平石山から鎌沼の全体像を眺める...
登ったのはいつだったか?
雪庇・・・
あっ、平石山じゃないのね。
・・・惹かれるけれど、寄り道はせずに一切経山へ。
軽アイゼン...お疲れ様。
雪渓より夏道に上がって・・・
酸ヶ平湿原の池塘と鎌沼を眺める。
お昼はあの辺りで食べようかな?なんて考えながら。
【デジタルテレコン】
東吾妻山の稜線からちょこんと出てきた磐梯山。
標高を上げるにつれて、その姿...
「湖沼展望♪...初めての猫魔ヶ岳(2021.7.25)#1 八方台登山口より山頂へ」
「湖沼展望♪...初めての猫魔ヶ岳(2021.7.25)#2 山頂から猪苗代湖・桧原湖・小野川湖・秋元湖、そして猫石からは雄国沼も」
「湖沼展望♪...初めての猫魔ヶ岳(2021.7.25)#3 下山...その途中、蝉の羽化を見る」
加えて猫魔火山群の猫魔ヶ岳や雄国山も見えてくる。
アートフィルター【ジオラマⅡ】
平石山...あ、人がいる。
ここに残っているのは4月29日から30日にかけて積もった雪かも?
右を眺めれば...吾妻小富士と福島市街地、そして霞む阿武隈高地の山々。
雪渓の上端に数人の姿。
もう少し時期が早ければ雪渓が稜線まで続いていたのかもね。
いつもの撮影ポイントで鎌沼、姥ヶ原、磐梯山、猫魔ヶ岳...そして今回は、雪庇を加えて。
・・・磐梯山の奥にうっすらと見える雪山は燧ヶ岳か会津駒ヶ岳か?
単独行だから言われない。
「後ばっかり見てないで!」とは。
空気大感謝塔。
一切経山山頂に到着 10:14
一等三角点・点名「吾妻山」(標高1949.1m)にタッチ!
続きます。