U-keyの気ままな日記

毎日21時に更新予定で筆を進めていくです。

きわめよ!バッジコレクション!その11

2024-08-30 21:00:00 | ペーパーマリオRPGバッジレビュー
今回は「コンランナグーリ」のレビューです。

バッジ名:コンランナグーリ
必要BP:1
効果:バトルで消費FP2の「コンランナグーリ」が使えるようになる
 「コンランナグーリ」は3ターンの間敵1体をこんらん(50%の確率で自分に不利な行動をとる)の状態異常にする効果を
 追加したハンマー攻撃(効かない敵もいる)
 アクションコマンドとアクロバットのタイミングは普通のハンマーと同じ
複数装備効果:1個追加ごとに消費FP+2、こんらんのターン+2
入手手段:ラブリーチューチュー(150コイン、ステージ4クリア後から販売)、トロピコアイランド
盗める敵:なし
落とす敵:ボムへい、チョロボン、クモクモーン
評価:敵にマリオ側にとって有利な行動をさせることがある……のはロマンがあるものの、
 行動自体が敵に依存、しかも100%ではないというのが難点。
 確率は0と100以外は信用するなという格言があるように、ここぞという時に期待を裏切ってくれるジンクスがあるので、
 基本的に混乱の追加効果はハンマーの通常攻撃のオマケと考えた方がベター。
 この手の状態異常のお約束としてボスには効きにくいのが向かい風。
 ハンマー攻撃の火力と混乱の追加効果を狙うというコンセプトもちぐはぐで、何がしたいのかよくわからない。

今回はハンマーナゲールほどでないもののちょっと辛口レビュー。
このバッジは状態異常を積極的に狙わないプレイスタイルというのを加味しても性能が微妙。
やっぱり50%で不利な行動の50%というのがネックでして。
ただでさえ状態異常が100%通るとは限らないのにそこへ更に50%を通すのか、と考えると使いづらいです。
FP0で低確率で混乱、なら使うかも?とも思いましたがそれはさすがに虫が良すぎるだろう、と。

とまあ、コンランナグーリの話はこの辺で切り上げて次は「アイスナグーリ」のレビューです。

きわめよ!バッジコレクション!その10

2024-08-29 21:00:00 | ペーパーマリオRPGバッジレビュー
今回はあのコロコロのマリオでも使われた「ハンマーナゲール」のレビューです。

バッジ名:ハンマーナゲール
必要BP:1
効果:バトルで消費BP2の「ハンマーナゲール」が使えるようになる
 「ハンマーナゲール」は地上から天井まで含めた任意の敵1体に防御力無視の1ダメージ(アクションコマンド成功で2ダメージ)を与える攻撃
 アクションコマンドはハンマーの通常攻撃よりそこそこ遅い程度のタイミング、
 アクロバットはハンマーを投げた瞬間にAボタンで空中で前転、
 着地する瞬間に追加でAボタンの合計2回アクロバットを決めることができる
複数装備効果:1個追加ごとに消費FP×2、ダメージ+1
入手手段:ゆうぎ場(120モンテ、ゴールドカード入手後)、ウスグラの道
盗める敵:なし
落とす敵:ハンマーブロス、バサバサ、バサバサチュルル、ヴァンパイヤーン
評価:何故かオリジナル版から謎の弱体化を受けたバッジ。
 なんとストーリー上でハンマーが強化されてもダメージが増えない。(パワープラスやムキムキボディなどによる攻撃力上昇は有効)
 その代わり防御力を無視する効果がついた……ものの、このバッジが有効な敵のほとんどはジシーンアタックでOKという有様。
 ジシーンアタックが効かない敵なら……となっても、たった2ダメージのためだけにBPを1、FPを2消費するぐらいなら他の攻撃をした方がマシ。
 しかも入手時期も悪く、これが手に入るのは最速でステージ4の道中、ジシーンアタックが手に入るのはもっと前のステージ2。
 ……スタッフはハンマーナゲールに何の恨みがあるというのだ。

 ちなみに仮にオリジナル版と同じ性能、任意の敵1体にハンマーの通常攻撃を行う効果だった場合……でも、
 やっぱりジシーンアタックや他の攻撃でOK、になってしまう。
 こればっかりはマリオストーリーの頃からほとんど変わっていない。むしろジシーンアタックの入手時期が早すぎて悪化している。
 ハンマーナゲールが悪いのではなく、ジシーンアタックが万能すぎて陰に隠れているだけ……だと言いたいが、
 正直ハンマーナゲールがFP1の攻撃だとしても使うかと言われると……。

 結論。ハンマーは投げるものではない。

一応このレビューは個人の感想……なのですが、事実としてハンマーナゲールはレビューを書くまでに一度も使ってませんでした。
さすがにオリジナル版はどうだったか、まで聞かれると記憶があいまいですが。

でも、コロコロのマリオでのハンマーナゲールに憧れていたのはいい思い出。おお、世代がバレるバレる……。
しかし成長して憧れと実用性は別物だと理解してしまったのは悲しき現実。

まあハンマーナゲールの話題はこれ以上続けるとかわいそうなことになるので、次回「コンランナグーリ」のレビュー、お楽しみに。

きわめよ!バッジコレクション!その8

2024-08-03 21:00:00 | ペーパーマリオRPGバッジレビュー
今回はバッジのチュートリアルという役目を与えられた「ガツーンナグーリ」のレビューです。


バッジ名:ガツーンナグーリ
必要BP:1
効果:バトルで消費BP2の「ガツーンナグーリ」が使えるようになる
 「ガツーンナグーリ」はハンマーの通常攻撃にダメージを+2した攻撃
 アクションコマンドはハンマーの通常攻撃とほぼ同じ(スティックを離すタイミングが遅くなっただけ)
 アクロバットはハンマーを振り下ろした瞬間にAボタンでマリオがバク転をするので、
 着地した瞬間に追加でAボタンを押すことでバク転開始を含めて合計4回アクロバットを決めることができる
複数装備効果:1個追加ごとに消費FP×2、ダメージ+2
入手手段:プロローグでフランクリからもらう、ゆうぎ場(80モンテ、シルバーカード入手後)
盗める敵:なし
落とす敵:メット、トゲメット、ヒンニャー、ハンニャー、ヘンニャー
評価:最序盤でタダでもらえるのがお得……なのだが、それ以外の要素がガツーンジャンプの下位互換になってしまっている悲しき存在。
 一応ジャンプで攻撃できない敵に攻撃できる点が優れている……が、
 それもトゲーヲガードとアイスノチカーラが手に入ってしまえば解決してしまうのでやはり立場がない。
 ならばガツーンナグーリがガツーンジャンプのダメージを上回れば……と考えても、
 そもそも今作でハンマーの基礎攻撃力がジャンプの基礎攻撃力を上回ることはなく、
 バッジの多重装備で攻撃力を上げるとしてもガツーンジャンプの多重装備でOK、になってしまう。
 それどころか同じハンマーの特殊攻撃であるツラヌキナグーリがプロローグの時点で買えるせいで、
 敵の防御力を高い攻撃力で突破するという戦法もよくわからないものとなってしまっている。
 総じて地上にいる最前列の敵しか攻撃できず、ガツーンジャンプとのダメージ競争にも負けており、
 防御力持ちの敵にはツラヌキナグーリが有効、と、存在意義が全く分からないバッジとなってしまっている。
 とうぎ場での試合でジャンプを禁止されたら活躍するかもしれないが、
 裏を返せばそれぐらいしか活躍の場はなく、所詮はチュートリアル用のバッジ、といったところか。

……タツマキジャンプに続いて辛口なレビューになってしまいましたが、本当にこのバッジは攻撃の手札が増えれば増えるほど存在意義が薄れていく悲しきバッジです。
せめてマリオストーリーのようにバッジ屋がステージ1クリア後から使えるようになる、といったガツーンナグーリを長期的に使わざるを得ない状況があれば違ったのですが。

次回はそんなガツーンナグーリの立場を奪った「ツラヌキナグーリ」のレビューの予定です。

きわめよ!バッジコレクション!その7

2024-08-02 21:00:00 | ペーパーマリオRPGバッジレビュー
ブログを立ち上げて1年……早いですねぇ。
まあそれは置いといて、今回はみんなの相棒「レンゾクジャンプ」のレビューです。


バッジ名:レンゾクジャンプ
必要BP:3
効果:バトルで消費BP3の「レンゾクジャンプ」が使えるようになる
 「レンゾクジャンプ」はジャンプのアクションコマンドに失敗するまで敵1体に連続でジャンプ攻撃を行う
 ただし、成功するごとに与えるダメージは1ずつ減っていく(下限1)ほか、
 アクションコマンドの成功判定も成功するごとに厳しくなっていく
 ボス級の敵は成功し続けても途中で強制的に攻撃が打ち切られる
 アクロバットは2回目以降のジャンプでマリオの体が頂点に達した時にAボタン
複数装備効果:なし(複数入手不可)
入手手段:ゴンババ城
盗める敵:なし
落とす敵:なし
評価:オリジナル版どころかマリオストーリーの頃からその強さは知られていたものの、
 リメイクされたことで弱体化を受けてしまったバッジ。
 実際に使ってみて、「4回以上連続でアクションコマンドに成功したことがほとんどない」となるプレイヤーがほとんどではないだろうか。
 事実それは間違っておらず、4の倍数回目のアクションコマンドの猶予時間が極端に短くなっている。
 それゆえに、このバッジを有効活用するならばカンタンニナールを2個装備することはほぼ前提となり、
 そこまで準備してようやくオリジナル版とほぼ同じ感覚で使えるバッジとなる。
 とはいえ5回以上連続攻撃するのがとても難しいものの、特にステージ1の大ボスに有効なバッジであることや、
 攻撃力強化系のバッジなどとの相性が良いのは変わらず。
 しかしチビヨッシーのヒップドロップやたいぐんヨッシーは基礎攻撃力こそレンゾクジャンプに劣るものの、
 安定して6連続攻撃でき、かつ後者は敵全体に攻撃できるのでチビヨッシーが仲間になったら使用頻度は減ってしまうだろう。

とまあ、こんなところでしょうか。
夢の中で応援のコメントをいっぱいもらったのを受けてやる気が再燃したので、頑張って書き上げました。現実はそんなことはなかった。
しかし、リメイクされたことでレンゾクジャンプ(とクリスチーヌのれんぞくずつき)が弱体化されたのは痛いですね。
まあ、レンゾクジャンプに限らずオリジナル版で猛威を振るった戦法は軒並みテコ入れをされているのですが。ピンチデガンバルとかピンチデガンバルとかピンチデガンバルとか。

久々のレビューとなりましたが、需要はまだまだあるようなので続けてみようかと思います。
というわけで次回は「ガツーンナグーリ」のレビューです。

きわめよ!バッジコレクション!その6

2024-07-16 21:00:00 | ペーパーマリオRPGバッジレビュー
今回は「タツマキジャンプ」のレビューです。


バッジ名:タツマキジャンプ
必要BP:2
効果:バトルで消費FP3の「タツマキジャンプ」が使えるようになる
 「タツマキジャンプ」は敵1体にジャンプ攻撃(1)をして、追加のアクションコマンド(2)に成功したら、
 空中と天井の敵全体に防御力無視の2ダメージを与える
 アクションコマンド(1):敵を踏む瞬間にAボタンを押すとダメージ2倍
 アクションコマンド(2):画面に表示されるボタンを左から順番に押していく
 アクロバット:着地する直前にAボタンで後転するので、起き上がる直前にAボタンを押す
複数装備効果:1個追加ごとに消費FP×2、攻撃力+1、追加攻撃のダメージ+2
入手手段:ゆうぎ場(150モンテ、ゴールドカード入手後)、オドロン寺院の井戸の中
盗める敵:なし
落とす敵:ジュゲム、クモリジュゲム、クモクモーン
評価:マリオにとっては天井の敵を攻撃できる貴重な攻撃手段……なのだが、
 天井の敵に攻撃したいならジシーンアタックでOK、
 空中の敵もまとめて攻撃できるという特徴も、ツギツギジャンプでOK……と、
 良く言えば両方のいいとこどり、悪く言えば器用貧乏な不遇なバッジ。
 せめて地上も攻撃できる完全全体攻撃だったらまだ救いはあったのだが。
 ジシーンアタックもツギツギジャンプもゆうぎ場で量産でき、どちらもタツマキジャンプ入手前に揃ってしまうのがかなりの痛手。
 そのため、このバッジが役に立つことはまずないと思っていい。

……今回はちょっと辛口なレビューでしたが、実際に使ってみても攻撃の性能とBP、FPのコストを考えるといい評価は思いつきませんでした。残念。

次回はみんな大好き「レンゾクジャンプ」のレビューの予定です。