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テヘラン中心部にあるイラン外務省の玄関に掲げられた青いタイルには1979年のイラン・イスラム革命以来の外交政策を示すモットーが記されている。「東側でも西側でもなく、イスラム共和国として」。しかし、イランを統治するイスラム教聖職者たちは米の制裁に苦しみ諸外国との関係改善を模索するなかで、戦術を変更しつつあるようだ。中国と「重要な戦略的パートナー」になるための「包括的な」25年に及ぶ協定に向けて動いている。(以下 小見出しと文末。原文をお読みください。)
■米国は18年に核合意から離脱
■中国はイランの内政に干渉せず
■イランの地理的位置が中国に重要
地元アナリストは11月の米大統領選や来年のイラン大統領選の結果にかかわらず中国との協定は来年調印されると予想する。しかし協力の範囲は米との交渉にかかっている。「中国はあらゆる分野での暫定的合意に調印するだろう」と前述の政府関係者は話し、中国の投資が原油輸出とひも付けられる可能性を指摘した。「中国は米制裁が解除されるまでこのゲームを続け、解除された時には恩恵を享受できる最前列にいたいと思っている」イランは大国を信用していないが、米を「巨大なオオカミ」、中国を「アリの大群」と見ていると、この人物は話した。「どちらも我々の貯蔵庫を食い尽くす。しかしオオカミを見れば恐怖に震えるが、アリはそれほど恐ろしくない」(*日経 記事より)写真:握手するイランのロウハニ大統領(左)と中国の習近平国家主席(2014年上海で)=ロイター
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