市況
■株反発(23274)。「前日の欧州株高や新型コロナウイルスの収束による景気回復への期待を背景として景気敏感株を中心に買いが入った。午後のアジア株や時間外取引の米ダウ先物が堅調だったことも追い風となった。内閣府が8日発表した8月の景気ウオッチャー調査(街角景気)は、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整済み)が43.9と4カ月連続で改善した。景気の先行きに明るさが出てきたとして不動産、サービス、電気機器などの出遅れていた業種が上昇した。自民党総裁選に立候補した菅義偉官房長官は8日午後、本部で開いた立会演説会で最低賃金の全国的な引き上げに前向きな姿勢を示した。市場からは「足元では総裁有力候補である菅氏の経済政策に対する安心感も投資家心理を上向かせている」(みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト)との見方があった。東証1部の売買代金は概算で2兆941億円。売買高は10億7485万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1757と、全体の約8割を占めた。値下がりは344、変わらずは71だった」。■債券反発(利回り低下0.035%)。「8日の5年物国債の入札を無難に通過するとの期待から債券に買いが先行した。結果はやや弱めだったが、休場明けの8日の米国市場の動きを見極めたいとの声も多く、長期金利は0.035%で膠着した。5年債入札の最低落札価格は100円90銭と、日経QUICKニュースが締め切り後に集計した市場予想(100円91銭)を下回った。大きいほど不調とされる平均落札価格(100円92銭)と最低落札価格の差(テール)は2銭と、前回(1銭)から拡大した。現物債市場では、新発5年物国債の利回りが前日比0.005%低いマイナス0.090%で取引されている。入札前の先回り買いで利回りはマイナス0.095%まで低下する場面があったが、入札の結果公表後に反動で売られた。超長期債も買われ、新発40年物国債の利回りは前日比0.015%低い0.630%で推移している」。
(為替)円は106.21-106.31のせまいレンジ。17時は106.26近辺。ユーロは125.56/1.1817と 対円・ドルともに若干のユーロ安。
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