市況
■株続落(23331)。「新型コロナウイルスの感染拡大を背景に欧州で外出制限の動きが広がり、景気停滞懸念から売り。ただ、押し目買い意欲も強く、午後に下げ渋った。日経平均は250円近く下げて始まった。前日の米ダウ工業株30種平均が900ドル超下がったことでリスク回避の姿勢が強まり、売りが先行。VIは一時急上昇。その後、徐々に下げ幅を縮小。「アジアの感染動向が欧米よりも落ち着いており、アジアの株式市場にとっては安心材料」。日銀が上場投資信託(ETF)を購入するとの観測が浮上したことも下値を支えた。決算発表で2021年3月期の業績見通しの上方修正が相次。増益見通しを28日に発表したソニーは大商い、7%近く上昇。「安心して買える銘柄を確保しておきたいという投資家が多い」。東証1部の売買代金は概算で2兆956億円。売買高は10億1237万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1330と、全体の約6割を占めた。値上がりは747、変わらずは100銘柄」。■債券下落(利回り上昇0.025%)「欧米株の急落にもかかわらず29日の日経平均株価は底堅く、日本時間29日午後の取引で米長期金利が上昇したのもあって国内長期債には売りが優勢。超長期債の利回りは低下が目立った。新発20年物国債の利回りは前日比0.005%低い0.400%。新発30年債利回りは0.620%と同0.010%低下する場面も。欧米で新型コロナの感染拡大が止まらず、28日には感染を抑えるためにドイツやフランスが行動制限の導入を発表。日銀は29日まで開いた金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策を維持すると決めた。新型コロナの感染拡大に対応した企業の資金繰り支援策なども変更はなく、市場予想に沿った結果で、債券市場で材料視する市場参加者は少なかった」。
(為替)104.26-104.50のレンジ、17時は104.28近辺。ユーロは122.41/1.1738近辺
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