市況
■株大幅反発(20193)「前日の米株高を受け、短期筋による先物主導の買いが上昇をけん引した。終値としては3月6日以来、約2カ月ぶりの2万円台回復。米ギリアドが29日、新型コロナの治療薬として期待されている「レムデシビル」の臨床試験(治験)で「有効性を示した」と発表。感染拡大で制限されていた経済活動の再開が近づくとの見方から警戒感がいったん後退。リスク許容度が高まったことで弱材料への耐性も強かった。民間が集計した中国の4月PMIで好不況の境目である50を2カ月ぶりに下回ったものの、売り材料と捉える投資家は少なかった。もっとも、日本政府は5月6日までとしていた緊急事態宣言の延長に向け検討に入るなど、新型コロナの影響はまだ見通せない。決算発表が相次ぐが業績の先行き見通しを未定とする企業が相次ぎ、上値追いには慎重な声が多い。東証1部の売買代金は概算で3兆584億円と3月31日以来1カ月ぶりに3兆円台に達した。売買高は17億1766万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1490と、全体の約7割を占めた。値下がりは630、変わらずは51銘柄だった」■債券軟調(利回り上昇マイナス0.045%)「30日の日経平均株価が大幅に上昇し、投資家のリスク回避姿勢が和らいで相対的に安全資産とされる債券は売りが優勢となった。超長期債の利回りも上昇した。20年債利回りは0.010%高い0.300%、30年債は0.005%高い0.420%にそれぞれ上昇した」。
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