市況
■株続伸(22985)。「中対立を巡る過度な警戒感がやや和らぎ、同日の香港ハンセン指数が上昇した。その他のアジア株も高く、投資家心理が改善した。好業績銘柄に投資家の買いが集まる一方、物色の広がりは限定的で日経平均は朝方に下げる場面もあった。中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」を巡り、中国国内で米企業が同アプリを使用を続けることについて米政権が可能と示唆していると伝わった。24日の香港株式市場ではテンセント株が買われ、ハンセン指数が上げた。米食品医薬品局(FDA)が新型コロナウイルスの新たな治療法を特別に認可したと発表したのも投資家心理を支えた。ただ、日中の上げ幅は限られた。新型コロナによる景気減速懸念は根強く、任天堂など一部の好業績銘柄に投資家の資金が集まる一方、物色の範囲は限られた。27~28日に米カンザスシティー連銀が主催する国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で米金融政策の方向性が示される可能性があり「イベントが終わるまで、持ち高形成に慎重な投資家が多い」(国内証券のストラテジスト)として利益確定目的の売りも出た。様子見姿勢が強まり、商いは低調だった。東証1部の売買代金は概算で1兆5397億円と、今月17日以来の低水準。6営業日連続で節目の2兆円を下回った。売買高は7億7614万株だった」。■債券堅調(利回り低下0.020%)。「前週末に欧州企業の景況感が悪化したのをきっかけに欧米の債券相場が上昇し、国内債にも買いが入った。25日の20年物国債入札を前に超長期債相場が上昇したことも長期債相場の支えとなった。超長期債には買いが目立った。新発20年物国債の利回りは前週末比0.015%低い0.415%、新発30年債利回りは同0.010%低い0.600%をつけた。財務省は25日、20年債入札を実施する。前週の30年債入札が「低調」な結果となるなど超長期債の入札には一定の警戒感が残るものの、このところの利回り上昇で押し目とみた投資家の買いが入るとの思惑もあって先回り的な買いが入った」。
(為替)円は105.69-105.94のレンジ 17時は105.81近辺。ユーロは125.04/1.1817近辺。
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