市況
〇株小幅反落(19345)「朝方は米国株高を受けて買いが先行したが、国内で新型コロナウイルスの感染者数が急増しており、経済停滞の長期化懸念から次第に売りが優勢となった。日経平均は今週に入り前日まで1500円超上げていたこともあり、利益確定売りも出やすかった。国内で前日8日に新たに確認された新型コロナの感染者数は500人を超え最多を更新した。投資家の警戒感が株売りを促し、下げ幅は一時200円に迫った。もっとも、大引けにかけては下げ幅が急速に縮小した。日銀の株価指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ期待のほか、9日の石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国を加えた「OPECプラス」会合での協調減産合意への期待から米株価指数先物が堅調に推移したことも支援材料になった。株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出を控え、思惑的な商いも出た。」〇債券堅調(利回り低下0.005%)「8日の米市場で米長期金利が上昇し、朝方は債券売りが先行した。その後財務省が実施した5年物国債入札が債券需給の引き締まりを示したと受け止められたことで買い戻しが入り、長期金利も低下に転じた。9日の5年債入札では小さいほど好調とされる平均落札価格(100円97銭)と最低落札価格(100円96銭)の差(テール)は1銭と、前回(18銭)から縮小し、市場では「順調な結果」との受け止めが多かった。入札結果を受けて長期金利は一時前日比0.010%低いゼロ%まで低下した。もっとも、目先で「長期債を積極的に買い進める材料は見当たらない」(国内証券の債券ストラテジスト)といい、買いの勢いは一時的だった」。
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