2020/12/28 | から | 2021/1/1 | 記入日 | 2020/12/26 | |||||||||||||||||||||
1.来週の見通し | |||||||||||||||||||||||||
ドル/円 | 102.00 | ~ | 104.50 |
888人という東京の新規感染者数であったが週末にはそれを上回る数字となった様である。クリスマスを越えて、外人投資家が米国市場に戻るのか、中国市場にかわる投資先として日本市場を見直すのか注目したいところだが、特に新興企業は他のアジア市場の魅力も捨てがたく、恒常的な円高リスクを伴う日本市場にどうやって投資を呼び寄せるのかかっての輸出入という貿易収支中心の為替からマネー主体の為替に為替変動の観点も切り替える必要がある。製造業の生産拠点をどう配置するかは米国にみられるとおり雇用政策との関連で見直すべきで、日本企業の本邦回帰が必須の状況にはすこしも変わるところはなく、その施策が不在なのは日本だけではないか。。
ユーロ/円 | 124.00 | ~ | 127.50 |
英国内離脱派、EU内他国への配慮から「暗黙」の合意であった英国-EU間の無関税をやっと公式に発表。英ポンドは140円台に上伸したが、ユーロは126円台前半でなかば膠着の様子である。合意なき離脱となる混乱は避けられ一安心の状況ではあるが、今回の英国特別扱いの影響はむしろEU内にじわじわとでてくるのではなかろうか。変異種コロナ禍の拡大とワクチンの有効性が来週のメインテーマとなるのであろうか。コロナ禍がタイミングよく新手をつぎつぎ繰り出してくるのはやや想定外だが、ウィルスが変異するのは当然のことである。ワクチンの有効性は期待したいがWHOの表明では信じられないのもこれまた当然で、ピオンテック自身が2週間程度で有効性を確認し報告するというのに期待したい。
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2.先週の動き |
先週、市場は2つの主因で動いた。1はコロナ、2は米国の追加経済策 その他の注目点としては、3英国-EUのFTA合意、4つ目に、アリババ株の下落をあげたい。英国で発見された変異種は感染力も高く、すでに14日より米国でも接種が開始されたワクチン(すでに100万人超が接種すみ)の有効性が最大の関心事となっている。開発者のピオンテックは、変異種にも理論的には有効としながら2週間ほどで有効性が確認できるとしており、その報告が来週あたりあるかもしれない。いったん協議が成立し法案が成立した米追加経済策はトランプ大統領が一人600ドルの給付は「恥さらし」だと拒否権を行使、議会の2/3以上の再可決で成立となるが、民主党はむしろこれを利用しひとり2000ドルの給付案で法案を再提出、トランプがホワイトハウスを去った後の共和党内の微妙な対立を煽る戦略にでた。これで年内の追加経済策が立ち消えになっても共和党の責任で、バイデン政権になったらもっと大型の予算をだす腹づもりを赤裸々にしている。上院共和党がこれに同意するかが注目点だろう。ブレクジットでは、すでに11月初に「暗黙の」合意だった英国-EU間の無関税を公式に発表、アイルランド問題を考えると現状他の選択肢はないだろうが、今回の英国特別扱いはUKの分裂以上にEUの分裂材料となるのではないかと懸念している。筆者が今後の市場を考える上で注目しているのはアリババである。中国のインターネットを先導し中国共産党の忠実な奴隷だったアリババが突然習近平に敵視され株価は米ADRで急落した。NO2となりそうな者は全力で潰す中国共産党の伝統であろうが、さて王岐山は元気なのだろうか。今は食べ残し禁止程度だがいずれ毛沢東時代のような文革にすすむのであろうか。
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格納レポート | |||||||||||||||||||||||||
20201221_25_経済指標実績 | |||||||||||||||||||||||||
20201219_25_一週間分日経メール | |||||||||||||||||||||||||
20201228_01_経済指標来週の予定 | |||||||||||||||||||||||||
20201228_01_外交安保_時事国際_来週の予定 | |||||||||||||||||||||||||
2020年 相場の動き | |||||||||||||||||||||||||
みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」 201221~201225保存分のみ (本邦祝日は休刊) | |||||||||||||||||||||||||
三菱UFJ銀行 Daily Market Report as of201218~201224 (本邦祝日は休刊) | |||||||||||||||||||||||||
週報参考資料( 円 ユーロ 日経平均 NYダウ チャート等):日曜に追加 |