2020/12/28 | ~ | 2021/1/1 | 記入日 | 2020/12/27 | ||||||||||||||||||||
1.来週の見通し | ||||||||||||||||||||||||
日経平均 | 25,800 | ~ | 27,000 |
クリスマス明け後の外人投資家の動きが最大の関心事だろう。コロナ禍が日本でも拡大しているが欧米に比せばまだ低い状況ではあるが、医療体制への危機は同様に深刻である。生産拠点を(一部は中国から東南アジアに移したが)依然海外のままで、米国ほどには企業の日本への回帰はすすんでいない。技能実習生という名前の実質短期労働者の海外移民の受け入れは徐々に拡大しつつあるが、依然日本企業の生産拠点は海外にあり、需要がない状況で、農業の一部に受け入れが進み、娘婿として受け入れるなど事例はごく少ないが草の根で一部定着化するのは日本らしく誇らしい国際化ではなかろうか。資本市場の国際化も量より質を追求するのが日本の生きる道かもしれない。 上値は重く下値のレベルが気にかかるが24000はとても堅いと思われる。上値を追う現状では左の予想とする。
NYダウ | 29,500 | ~ | 31,000 |
追加経済策の不透明、変異種コロナ禍の再拡大vsワクチン接種開始で、上値の重い展開であったが、追加財政策の年内決着が見えてきて、ワクチンの変異種への有効性が確認されれば、大きく動き出す可能性もあるのではなかろうか。クリスマス前にほぼポジションの偏りは解消されたとみるので、上にも下にも動ける態勢ができていると見たほうがいいだろう。何かきっかけが必要だが、追加経済策(成立かご破産か)ワクチン(有効かどうか)と案配よくその手配はできているではないか。動き出したら上も下も予想を超えることは「まちがいない」と思うのだがw。
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