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宅配便最大手のヤマトホールディングス(HD)の業績回復が遅れている。2019年4~12月期の連結営業利益は500億円台半ばと、前年同期比3割弱減ったようだ。ネット通販で大口顧客が離反した状況を解消できず、宅配便の取扱数が減少した。主戦場のネット通販で後手に回り、17年10月からの値上げを利益につなげられない構図が固定化しつつある。ヤマトは人手不足で配送能力が限界に達したと判断し、17年10月から値上げに合わせて、1年間顧客からの宅配便受注を抑制していた。ただその間に大口顧客がよりコストの安いライバル社への発注を増やし、ヤマトの存在感が以前と比べて低下している。(中略)同社は長距離を運ぶ幹線トラックの積載率を向上させるなど、コスト削減に向けた管理強化を進めている。新設した夕方以降の配送組織「アンカーキャスト」の配送効率が上昇するなど明るい兆しもある。ただ宅配便の安定増はまだ見込めておらず、苦しい事業環境がまだ続きそうだ。(*日経 記事より)
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