市況
■株反発(22549)。「前日の米株式市場でハイテク株の比率の高いナスダック総合株価指数が最高値を更新し、投資家心理を上向かせた。ただ、米中通商協議を巡る報道を受けた株価指数先物への売りで一時下げに転じるなど、値動きが荒くなる場面があった。米ハイテク株高を支えに、成長期待の高い半導体関連株などに買いが集まった。割安感のある景気敏感株を物色する動きもあり、相場を押し上げた。日経平均の上げ幅は一時250円を超えた。午前の取引時間中に米メディアなどが「ナバロ大統領補佐官が『中国との通商協議は終わった』と発言した」と報じると、コンピューターのアルゴリズムを駆使する投資家の先物売りが出た。サウジアラビアがミサイル攻撃を受けたとする一部報道も売り圧力を高める材料となった。日経平均の下げ幅は一時180円まで広がった。その後、ナバロ氏が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに対し、報じられた発言の趣旨は異なると釈明すると下げは一服。トランプ米大統領が「米中貿易合意は完全に無傷だ」とツイッターに投稿したことも米中関係に対する悲観を和らげた。東証1部の売買代金は概算で2兆2716億円。売買高は11億9280万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1358と全体の約63%を占めた。値下がりは706、変わらずは103銘柄だった」。■債券よこばい(利回り0.005%)。「新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒や担保としての需要増加を背景に買いが入った。一方、日経平均株価が上昇し、相対的に安全資産とされる債券には売りも出た。米中貿易協議を巡るトランプ米大統領やナバロ大統領補佐官の発言で株式相場は乱高下したが、長期債相場は方向感に欠けた。超長期債には売りが目立った。新発40年物国債の利回りは前日に比べ0.010%高い(価格は安い)0.600%と1年2カ月ぶりの高水準を付けた。30年債利回りは0.570%と同0.005%上昇した。6月は日銀による残存期間「25年超」を対象とする国債買い入れオペ(公開市場操作)の予定を消化しており、需給の緩みを意識した売りが出た」。
(為替)ナバロ発言で一時106.74その後円安値107.22つけ、17時近辺は107.10近辺。ユーロ高継続、対円121.04近辺 対ドル1.1301近辺。
市況関連ニュース(06/23_夕) | ||||||||
日経平均 | ||||||||
新興株 | ||||||||
アジア300 | ||||||||
本邦国債 | ||||||||
為替17時 | ||||||||
欧州国債 | ||||||||
上海株 | ||||||||
人民元 | ||||||||
日経市況 | ||||||||
Reuters | ||||||||
市場記事 | 01_市場、米中衝突・ドル供給急減に動揺 米大統領選が火種 | |||||||
その他 | ||||||||