海外市況
■ダウは続落(24465)。「中国の香港統制強化に、米中関係への警戒感。一方、新型コロナワクチン開発が進み、米経済活動の正常化を後押しするとの期待から、引け間際には小幅高に転じた。22日開幕の中国・全国人民代表大会で、李首相が香港国家安全法の方針表明。米上院は香港の人権問題に関連して中国共産党幹部に制裁を科す法案の検討に入り、大統領も「極めて強硬に対処する」と発言。米中関係悪化懸念で、キャタピラーやボーイング・ナイキなど中国銘柄が下げ。債券価格上昇で米長期金利が低下、銀行株にも売り。一方、ダウ平均は引け間際に小幅に上げる場面も。米感染症研究所のファウチ所長は、「12月か来年1月にかけてワクチン接種の展開を始められるかも」との見通しを示し、経済活動が段階的に再開しつつある米国の景気回復を支えるとの期待」。
■原油は反落(33.25)。「中国が今年の経済成長率目標の公表を見送り、中国景気への警戒感から需要回復も遅れるとの見方。「香港国家安全法」制定に対し米大統領は「極めて強硬に対処」とけん制、米中関係一段悪化への警戒。原油先物相場はで、3連休前で持ち高調整の売りも」、●金は反発(1735.5)
■米国債は続伸(利回り低下0.66%)。「中国政府の香港統制強化、米政府や議会が対中強硬姿勢を強める可能性が高まった。米中関係悪化懸念から、米国債に買い。米中対立激化の見方が強まった。新型コロナ流行で世界景気は4~5月に急激に落ち込んだ。回復が見込まれる年後半も不透明感が残っている。米中対立激化は世界経済を一段と不安定化させるとして運用リスク回避の動きから債券価格上昇。債券相場は伸び悩んで終えた。米経済活動が再開し、米景気が徐々に回復に向かうとの見方が相場の重荷に。株高場面では米国債が売られた」。
■日経平均先物夜間引けは、20590.
■(為替)米中関係の悪化が懸念され、低リスク通貨の円は買いが先行した。ただ、流動性を確保するためのドル買いも幅広い通貨に対して入り、方向感に乏しい展開だった。対ユーロでは若干円高。
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