丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

丙丁童子の為替週報(11/13-11/17) 11/11記入

2017-11-11 09:31:18 | 2017年3月~2021年7月
  2017/11/13 から   2017/11/17         記入日 2017/11/11
1.来週の見通し
  ドル/円   112.50 115.00  
    出口に立ったといわれている欧米の中銀も慎重なハト派の対応となっている(欧米中銀の日銀化)。市場の期待を集める税制改革はその内容がいまだに玉虫色で、法人減税でさえ、上院と下院でも共和党案がなかなかまとまらない。 個人ではトランプ支持層への減税となるのだろうか、どうも富裕層への減税にしかならない様相だが、それでも現在の支持率を維持できるのか、米国経済の再生に結びつき賃金上昇・雇用確保となるのか、今後の進展と支持率の変化には要注意だろう。また、IS掃討終盤となり、サウジ-イランをめぐる中東情勢の変化、忘れられがちな北朝鮮の緊張という地政学的リスクの顕現化には引き続き注意が必要であろう。
   
   
   
   
  ユーロ/円   131.00 134.50  
    カタルーニャ州のごたごたは危機的な状況の出現はなく、ユーロ相場には大きな影響はなかったと見たいが、むしろ真綿で首を絞めるような影響(ユーロ安)が長期化する可能性はあろう。 ユーロ安はドイツにとっては望むところで、南欧のごたごたがドイツの好調な輸出を支える構図に変化はない。イタリアのベルスコーニが復活の兆しを見せているのも象徴的だ。まだ先行きのみえない足元もおぼつかないメイ政権の英国のEU脱退に少しは進展がみえてくるのだろうか。AfDとの関係もはっきりしないドイツの内政も不安で、考えてみると、南欧の政治だけが原因でもなさそうだ。
   
   
   
   
   
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丙丁童子の為替レポート171111

 
 
格納レポート
171111 _00来週の予想
171111 _01相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、および、為替・株(日経/NYKダウ)のチャート分析です
171111 _02先週の動き
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20171106_10 _経済指標実績
20171104_10 _一週間分日経メール
20171113_17 _経済指標来週の予定
20171113_17 _外交安保-時事国際_来週の予定
みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」 171106 - 171110 (本邦祝日は休刊)


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