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大統領選は3日、民主党候補を選ぶ予備選・党員集会が全米14州・1地域で一斉に開かれる「スーパーチューズデー」の開票が東部各州から始まった。中道派のジョー・バイデン前副大統領(77)と左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が激戦を展開。複数の米メディアによると、バイデン氏は南部ノースカロライナなど8州で、サンダース氏は大票田の西部カリフォルニアなど4州でそれぞれ勝利を確実にした。スーパーチューズデーに先立つ緒戦4州はサンダース氏が先行したが、バイデン氏が巻き返している。バイデン氏は3日夜、カリフォルニアの集会で「とても良い夜だ」と語った。サンダース氏は集会で「私は指名を勝ち取る」と力説した。バイデン氏は黒人有権者の多い南部で強みをみせ、ノースカロライナ、バージニア、テネシー、アラバマ、オクラホマ、アーカンソーの各州で勝利。左派のエリザベス・ウォーレン上院議員(70)の地元の東部マサチューセッツ、撤退したクロブシャー上院議員の地元である中西部ミネソタの両州も制した。サンダース氏は地元の東部バーモント、西部コロラド、ユタの各州を取った。バイデン氏は穏健派の支持層の票をどこまでまとめられるかが、サンダース氏に対抗できるかのカギを握っていた。スーパーチューズデーの直前に同じ穏健派で撤退を決めたクロブシャー氏やブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長、オルーク前下院議員の支持を相次ぎ得たのが大きな追い風となった。オルーク氏はテキサスが地盤だ。3日は総代議員数(3979人、党幹部ら特別代議員を除く)の3分の1以上にあたる1357人の配分が決まる。緒戦4州で獲得したのはサンダース氏が60、バイデン氏が54。過半数となる1991人以上を得た候補が党の指名を受けることができるが、いずれの候補も抜け出すことができなければ最終決着はスーパーチューズデー以降に持ち越す。次の焦点は中西部ミシガンなど6州の予備選がある10日に移る。(*日経 記事より)
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