海外市況
■ダウは続落(23626)。「追加経済対策の早期合意は困難。ハイテク株など足元で買われていた銘柄を中心に売りが優勢」。米財務長官が「米選挙前に何らかの合意に至るのは難しい」。「早期の経済対策の成立が難しくなり、選挙で民主党が勝利すれば大規模な経済対策が実施されるとの観測がかえって強まった」と、ハイテク株を売って景気敏感株に乗り換える動き。市場予想を上回る20年7~9月期決算のユナイテッドヘルスが、材料出尽くしの売り。前日に大幅上昇のディズニーも売られ、ダウ平均の重荷。朝方は買いが先行。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測を受けた世界的な低金利政策の長期化の思惑。ナスダックは1万1768.73。アマゾン2%安、FBも売られ、アップルは小幅高」。■原油は続伸(41.04)。「産油国による現行の規模での協調減産の継続で、需給が引き締まるとの思惑。「サウジアラビアとロシアの首脳が13日に協調減産を継続する必要性について電話会談した」との報道。「サウジアラビアが(減産の縮小の)取りやめを検討している」との先週末報道もあり、減産継続との観測から需給引き締まり予想。」、●金は反発(1907.3)。
■米国債は横這い(利回り0.72%)「米経済対策の与野党協議が行き詰まり、米国債には買い。ただ、上値では利益確定の売り。ECBによる追加の金融緩和策の観測が強まり、イタリアやドイツの長期国債相場が上昇し、米国債にも買い。心理的な節目とされる0.70%に近づくと「利益確定を目的とした売りが出て、上値が重くなった。11月の選挙で民主党政権が誕生した場合に大型経済対策が発動されるとの観測が次第に強まった面も。米株市場では景気敏感株が買われ、債券市場では売り。2年物は0.14%」
■日経平均先物夜間引けは、23540。
■(為替)105.04-105.33のレンジ、17時は105.15近辺。ユーロは1.1744-1.1771のレンジ、17時は123.55/1.1745近辺。9月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.4%上昇と5カ月連続で上昇し、上昇率は市場予想より大。ただ、前日発表の米消費者物価指数(CPI)は伸び悩む傾向にあり、市場への影響は限定的。
13:00更新
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