海外市況
ダウ反落(29423)「新型肺炎の感染認定基準の変更で、中国の感染者数が急増したことが分かった。問題収束に時間がかかるとの懸念からリスク回避目的の売りが出た。利益確定売りも出やすかった。中国の湖北省が13日に新型肺炎の感染者の認定基準を変更し、新たに1万5000人程度が感染者として加わり、中国全体で6万人近くに膨らんだ。前日までの感染拡大ペースが鈍化しているとの楽観が後退し、影響が想定よりも大きくなるとの見方が投資家心理を冷やした。中国売上高の大きいスリーエム(3M)や化学のダウ、スマートフォンのアップルなどが売られた。ダウ平均は午前中に一時200ドルあまり下げた。売り一巡後は16ドル安まで下げ渋る場面があった。新型肺炎の経済的な影響を最小減にするために中国当局が大規模な金融緩和や景気下支えに動くとの観測があった。中国国外では感染がそこまで加速していないとの見方が相場を支えたとの指摘もあった」。原油続伸(51.42)「新型肺炎の感染拡大への懸念が根強いなか、主要産油国による減産強化の思惑が相場を支えた。石油輸出国機構(OPEC)に非加盟国のロシアなどを含めた「OPECプラス」が、現行の日量170万ドルの減産枠を一段と広げ、原油相場を下支えするとの観測が強まった。3月予定だった閣僚級会議が月内に前倒しされ、減産を決める可能性があるという。市場では「OPEC加盟国が減産に前向きな一方でロシアは消極的だが、最終的には協調するだろう」との見方が聞かれた」、金は続伸(1578.8)。債券は小幅上昇(利回り低下1.6%)「新型肺炎の感染拡大への懸念から相対的に安全資産とされる米国債の買いが優勢となった。米財務省が午後に結果を発表した30年物国債の定例入札が「好調」となったのも相場を支えた。入札では落札利回りが過去最低となり、応札倍率が前回の定例入札から上昇した。1月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.5%上昇と上昇率は前月から拡大した。物価が停滞する状態から脱するとの思惑から債券売りが出た。ただ、エネルギー・食品を除くコア指数は前月と同じ2.3%上昇にとどまった。物価指標をさらに見極めたい市場関係者は多く、売りの勢いは限られた」。日経先物夜間引けは23730. 12:00更新市況関連ニュース(02/14_朝) | ||||||||
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