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政府が各省庁のシステムの全面的なクラウド化に動き始めた。2020年秋から基幹システムやデータを順次、クラウドに切り替えていく。米政府では中央情報局(CIA)や国防総省のような機密情報を扱う機関が積極的にクラウドを採用し、巨大IT(情報技術)企業の躍進を後押ししてきた。米国より10年遅れの日本はどこまで挽回できるだろうか。(中略)なぜ霞が関は遅れたのか。クラウドを推進するある官僚は「ITに疎い幹部が決断できず、先送りされてきた」と振り返る。「本当に安全か? 費用は下がるのか?」。各省庁から幾度も問われてきたという。情報漏洩やハッキングを懸念して、ネットを介して外部にシステムやデータを置くことに慎重だったからだ。だがセキュリティー技術は高度化している。CIAが利用するように、海外や民間で「クラウド危ない教」を信じる人はほとんどいない。(中略)米国では政府が10年末に政府機関のシステムで「クラウドファースト」を打ち出した。当初は米国でも安全性を心配する声はあったがその後、AWSがCIAからクラウドを受注し空気が変わったといわれる。「機密を扱う政府機関が使うなら安全」との認識が広がり、米系企業の躍進を後押しした。(日経 記事より)
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