2019/2/18 | から | 2019/2/22 | まで | 記入日 | 2019/2/17 | |||||||||||||||||||
1.来週の見通し | ||||||||||||||||||||||||
日経平均 | 20,800 | ~ | 21,500 | |||||||||||||||||||||
合意できずワシントンに持ち越しになった米中協議である。ところが、さすが女優の旦那さんのムニューシンの演技力で、期待をあおってダウは26000に迫る勢いで上昇した。公約通りなら3/1には対中国関税強化となるはずだが、せっかく「脅し」でFRBは丸め込み、「騙し」で議会をむこう3ケ月は遠吠えしかできなくしたのに、中国ごときに株価をさげたくないというトランプの我慢がどこまで続くかにかかっているのではないでしょうか。一方、中国は経済減速・理財商品破綻に国内景気浮揚策を総動員して、無期限任期と涼しい顔で寝技の連発・時間稼ぎをしているものの、背に腹は替えられぬ、灼熱借金地獄に閻魔大王も顔負けの釜揚げ状態で、いつ 火鍋から内臓が爆発、真の革命が起こるか、実は心配で夜も寝られない状況なのではないかと、勝手に想像している。 さてさて 両者の我慢比べどこらへんで勝負がつくのか。トランプはその生い立ちからも忍耐力はセロとみうけられるが、文化大革命にもまれ育った習さん個人の忍耐力には問題がないとの定評はあるものの、こちらも奥さんは京劇の大女優で、もう文革が起きても四人組(あるいは毛沢東)にはなれても、かっての若き日の自分に戻ることはとてもできないだろうし、耐えられないのは中国経済と中国人民であって、こっちを怒らせるとトランプどころの話ではないので崖っぷち度はもっとひどいのではないかと勝手に思っています。 ということで トランプは米国民と米株式市場に対し、習さんは アメリカと中国人民に対して、「脅したり・すかしたり」の寝技連発が当面つづき、 陰でリスクヘッヂをばっちりしながら、無知な一般投資家にちょうちん持ちをさせて、知らぬ間にいつもいなくなるアメリカ投資銀行のおかげで、崖っぷちにむかっての株上昇がつづくのではないか。ただ日本の投資家をだますのは難しいので、米株に比しては、日本株は踊らせるのは困難ではないか なんて 勝手におもっております。ハイ | ||||||||||||||||||||||||
当資料は情報提供のみを目的として作成したものであり、特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。当資料は信頼できると判断した情報に基づいて作成されていますが、その正確性、確実性を保証するものではありません。ここに記載された内容は事前連絡なしに変更されることもあります。投資に関する最終決定は、ご自身の判断でなさるようにお願い申し上げます。また、引用等別段の記載ないかぎり、当資料の著作権は著者「丙丁童子」に属しその目的を問わず無断で引用または複製することを禁じます。 |
レポート格納フォルダへのリンク 丙丁童子の日経平均_週報