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スイスのコンサルティング会社ペトロマトリックスのオリビエ・ヤコブ氏は、今回の動きで「市場に新たなレベルの不確実性」がもたらされると話す。王族が現在の石油政策になにかしら「満足」していないことを示すからだ。ヤコブ氏は「これは普通の状態だという見方もあるだろう。だが、足元の価格水準に目を向ければ、サウジは1バレル60ドルでは満足していない」と語った。ファリハ氏は2016年にエネルギー相に任命されて以来、サウジの石油政策の国際的な顔となってきた。今回の解任は、過去10日の間に起きたサウジのエネルギー部門での人事刷新の仕上げと言える。石油業界のベテランの解任は、大胆な経済改革を進めるムハンマド皇太子の容赦ない統治スタイルを示している。ムハンマド皇太子による改革の究極の目標はサウジ経済の石油依存からの脱却だが、それに必要な資金を賄うために、短期的には石油価格の上昇を必要としている。(日経 FT記事より)
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