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京都大学とデンソーなどは共同で植物由来の新素材を採用した自動車部品を実用化する。2024年にもエンジンの周辺部材や内外装などに利用する。既存の金属材料などでは限界だった軽量化が実現し、燃費向上につながる。(中略)利用する新素材は「セルロースナノファイバー(CNF)」。樹脂に混ぜて自動車部品に使う。CNFはプラスチックに比べるとやや重いが、強度が高いため自動車部材を薄型にでき、プラスチックや金属の代用品として期待されている。(中略)環境省は20年度予算の概算要求で5億円を計上しており、二酸化炭素(CO2)の削減効果などの評価や、燃費性能を詳細に検証する。車部品や素材などの企業の本格参入を促すため、加工設備の導入支援などには35億円を掲げた。(中略)自動車の次世代材料では、軽量で丈夫な炭素繊維も注目を集める。車内に搭載する半導体やバッテリーなどは多くの熱を出すが、CNFは炭素繊維に比べて熱を逃がしやすい。耐熱性などを考慮し、部品ごとに適した部材が選ばれる見通しだ。(日経 記事より)
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