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世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は17日、記者会見し、感染拡大が続く新型コロナウイルスによる肺炎について「中国国外でははっきりとした市中感染はまだ見られない」と述べた。世界的な大流行(パンデミック)には至っていないとの認識を示し、各国に冷静な対応を呼びかけた。ライアン氏は「非常に深刻な集団感染が起きているが、中国湖北省以外の地域での感染はとても小さい」と述べた。WHOや各国の専門家で構成する国際調査団は、中国で本格的な活動を始めた。テドロス氏は国際調査団が中国当局と密に連携していると強調し、患者の的確な状況把握や感染拡大防止に向け有効な策を打つことを急ぐ考えを示した。横浜港で検疫中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」については、感染症対策を統括するシルビー・ブリアン氏は「船内という環境で感染症の拡大を防止するのは難しい」と指摘した。「我々の目標はウイルスの封じ込めであって、人々を船内に閉じ込めることではない」とも述べ、今後の対策を巡って日本当局と緊密に連携していると強調した。下船のタイミングなどについては乗客乗員の健康と、日本国内のウイルス拡散防止の間のバランスをとることが重要とした。(* 日経 記事より)
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