海外市況
■ダウは続落(33290)。「金融緩和の縮小が想定以上のペースで進めば、景気を抑制し、株式市場への資金流入が細りかねないとみた売りが広がった。セントルイス連銀のブラード総裁は18日、米CNBCに出演し「インフレ加速でFRBは2022年にも最初の利上げをするだろう」と発言。「ハト派」とされる同総裁の発言だけに、金融政策が早期に正常化に向かうとの観測を招いた。景気回復の加速を見込んで買われてきた景気敏感株への売りが目立った。シェブロンは4%近く下げ。米債券市場では利回り曲線の平たん化が進み、利ざや縮小の懸念で金融株も大きく下げた。18日は米市場での先物やオプションの清算値決め日で「相場の変動率が一段と高まった」面も。ナスダックは14030」。■原油は反発(71.64)。「ロイター通信がOPEC幹部からの情報として「米国の今年の増産の勢いは限られそうだ」と報じ、需給悪化の懸念が後退。ワクチン普及で米国の経済活動の正常化が進み、短期的には原油需要が堅調に推移するとの見方も買いを後押し、ただブラード発言を受け、為替でのドル高が意識され原油相場の割高感も」、●金は続落(1769.0)。
■米国債は続伸(1.44%)。「FRBの早期利上げ観測が強まり、先行きのインフレ圧力が抑制されるとの見方。そのため短期債売り長期債買いの傾向。ブラード氏は「予想にはいくらかの上振れリスクがある」と述べた。インフレ率は今年3.0%、22年は2.5%との自身の予想を示し「インフレ率をしばらくの間、政策目標を上回る水準で推移させるというFRBの新たな枠組み」では、金利上げの条件が整うのは現行政策目標であるインフレ予想前提よりも前倒しになると説明。2年債利回りは一時0.28%と20年4月以来の高水準」。
■日経平均先物夜間引けは、28420。
■(為替)110.06-110.48のレンジで方向感欠く展開、引けは110.25近辺。ユーロは1.1865-1.1911のレンジ、引けは130.70/1.1870近辺。将来の緩和縮小の可能性を明言した米FRBに対し、依然緩和継続を明言するECB、(黙って語らぬ日銀:すでにETF購入は事実上停止?)で(すでに高くなりすぎた)ユーロ売りの傾向。
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