丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

本日(05/15_朝)の その他ニュース

2020-05-15 06:35:52 | 2017年3月~2021年7月

その他ニュース

1933年、当時の米連邦準備理事会(FRB)議長マリナー・エクルズは議会でこう証言した。「金持ちは可能な限り貯蓄しようとしてきたが、(恐慌となり富豪が所有する稼働していない工場や車両、閉鎖中の銀行など)もはや貯蓄する価値のあるものはない」。債務は経済を脆弱にする。従って、この債務の罠(わな)からどう脱出するかが問題だ。この問題を解決するには、今日の世界経済がなぜこれほど債務に依存するようになったのかを考えることが必要だ。多くの人が中央銀行が無策だからだと思うかもしれないが、そうではない。貯蓄意欲が投資機会を上回ることが原因だ。この傾向が実質金利を押し下げ、需要が過度に債務に依存するようになった。(以下小見出しと文末)
■高い失業率か債務拡大かのジレンマに直面 〇増え続ける世界の債務 〇低下し続ける実質金利
■債務増加はなぜ問題なのか
■「富裕層の余剰資産を分配すること」だ 〇所得格差と足並みをそろえて拡大する債務 
、解決策は2つあるようだ。一つは、政府が国債を発行し続けることだ。だがそれを続けると、長期的にはある種のデフォルト(債務不履行)を起こすことになるだろう。その場合、政府の主たる債権者は富裕層なので、彼らが何らかの形でコストの大半を負担することになる。もう一つは、家計部門の債務を拡大させることなく持続可能な需要と活発な投資を促すべく、所得分配を変えることだ。エクルズは冒頭の議会証言でこう続けた。「消費者が消費でき、企業が利益を上げられるようにするために、富裕層の余剰資産から十分な資金を取り上げ、それを分配することは(中略)富裕層の利益にもかなう」と。これは第2次世界大戦後、一部は偶然により、一部は意図的な計画によって実現した。家計と政府の債務が増え続けていては、世界経済の安定は永遠に望めない。また、資産価格バブルがこれほど経済を翻弄すべきでもない。我々は債務に依存しない経済を実現すべくもっと大胆な解決策を導入すべきだ。危機は従来のやり方を変える好機だ。従って、今すぐに着手すべきだ。(*日経 FT 記事より)グラフは所得格差と足並みをそろえて拡大する債務 同記事より

            その他ニュース(05/15_朝)
       国際       

01_コロナ後の中国、統制強化も 呉軍華氏
日本総合研究所上席理事(日経)

               

02_トランプ氏、新型コロナで中国威嚇 「関係を遮断も」(日経)

               

03_雇用も売上高も半減 米外食や小売り、コロナの打撃深刻(日経)

               

04_世界にコロナ「第2波」懸念 パンデミックまだ序章(日経)

               

05_WTO事務局長、8月辞任へ 機能不全で苦しい立場に(日経)

               

06_チャートで見る世界の感染状況 新型コロナウイルス
2020年03月31日 公開 2020年05月14日 更新(日経)

       国内       

07_検査・医療、備え欠く 感染の再拡大招く恐れ(日経)

               

08_「半自粛」長期化 経済に重圧
二大都市圏の宣言解除未定 個人消費持ち直し鈍く(日経)

       市場       

09_*[FT]過剰債務のわなからどう脱するか(日経)

               

10_NYダウ4日ぶり反発、377ドル高 早期の経済再開期待で(日経)

               

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