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2018/12/10 |
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2018/12/14 |
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記入日 |
2018/12/8 |
1.来週の見通し |
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ドル/円 |
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111.50 |
~ |
113.50 |
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ファーウェイ副会長逮捕は米国知財の不法窃盗・通信機器を悪用したデータ詐盗という中国の国家的犯罪(エシュロン・プリズムはアメリカだけに許される特権)を暴くという米国の国家覇権をかけた中国への戦争への幕開けかもしれない。1980年代の対日貿易戦争では一切なかった「覇権」をめぐる争いで、2025中国製造を真の標的とするアメリカの意図は、トランプだから起きた摩擦ではなく、歴史的な必然だと思う。中国側もNo2は消される運命であることは毛沢東以来の歴史として現中国指導部はよく理解しており、生き残りをかけた熾烈な戦争を戦い抜く覚悟をしていると思う必要があろう。 1980年代のモルガンレポートでは 圧すれば下がる日本には常に圧力をかける必要があると評されたが、圧しても実質全然下がらない中国と、覇権を決して手放さない米国の交渉が今後どのような展開となるかは興味深々である。 |
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ユーロ/円 |
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127.00 |
~ |
130.00 |
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英国EU離脱とイタリア予算問題では 来週は大きなヤマ場となる可能性が高いが、それ以上にフランス政局が気がかりである。 8日9日の週末は厳戒態勢で臨んだようであるが、1968年の五月危機と異なり、たとえ選挙に打って出ても、マクロンが勝てる見込みはゼロではないか。信念の政策も一部断念せざるを得ず、政権安定のため今後妥協の方向にマクロン政権自身が舵取りをすると、フランス財政のみならず EU崩壊の真実味はより深まることになるだろう。 |
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2.先週の動き |
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先週日曜日は、米中首脳会談で90日の停戦との報道がなされ、米中摩擦緩和の期待に月曜日は大きくリスクOnで始まった市場だったが、火曜日朝ファーウェイの副会長(軍要人だった創業者の娘)がカナダで逮捕されていたとの報道でリスクoffに大きく変調した相場となった NYダウは26000にせまる高値を週初につけたあと、24242の安値をつけ24388.95の越週。日経は週初高値22700近辺 安値21307.72のあと21678.68での越週となった。中国側はアメリカを人権侵害と非難(中国はチベットやウイグルは人だと思っておらず、「金持ち共産党員でなければ人に非ず」なのだと筆者は妙に納得)する週となった。イラン関連の詐欺容疑だというが、非合法的にアメリカの知財・世界の機密データを盗んだという別の真の容疑で米国に引き渡される可能性も高いので、悪事が露呈する共謀共同正犯である中国共産党の反発も大きいのかもしれない。円は蚊帳の外、狭い範囲での上下(円安値113.87、円高値112.23)に終わり112.70近辺での越週となった。当初燃料税に反対した反マクロンの黄色ベストはパリの週末を埋め尽くす勢いで、ドゴール時代の五月革命を思い起してしまったが、ドゴールのように選挙でマクロンが勝てる見込みはほぼゼロではないか。ドイツがメルケルの後任にもAKKというメルケル子飼いを選んで小休止となった一方でフランスが大騒動に発展する可能性もあり今後の欧州政局は要注意だろう。 |
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レポート格納フォルダへのリンク 丙丁童子の為替レポート(週報)
格納レポート |
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181208__00来週の予想 |
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181208__01相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、および、為替・株(日経/NYKダウ)のチャート分析です) |
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181208__02先週の動き |
ケイ線画像の関係か、「相場を考える」がビューではうまく表示されないことがあります。 ダウンロードしてご覧ください。 |
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20181203_07_経済指標実績 |
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20181201_07_一週間分日経メール |
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20181210_14_経済指標来週の予定 |
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20181210_14_外交安保-時事国際_来週の予定 |
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みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」 181203~181207 (本邦祝日は休刊) |
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三菱UFJ銀行 Daily Market Report 181203~181207 |