2020/10/5 | ~ | 2020/10/9 | 記入日 | 2020/10/4 | ||||||||||||||||||||
1.来週の見通し | ||||||||||||||||||||||||
日経平均 | 22,800 | ~ | 23,800 |
当初、ホワイトハウスで執務を継続と報道された大統領は(米東部時間2日午後)陸軍病院に入院、一部には酸素吸入を施したとの報道もなされ、レムデシベル服用との報道もある一方で、本人は「体調は良好だが、念のために確認してもらう」とツイッターに投稿(米東部時間2日夜)、74歳で体重100kgを超える肥満は重症化リスクが高いそうで、今後の展開は予断を許さない。9月26日にホワイトハウスで開いた連邦最高裁判所の新判事候補を紹介した行事がクラスターにつながったとの報道もあり、大統領選挙前に後任判事承認を済ませようとしたその「王手」が今回の発端かもしれないのは皮肉だ。重症化するかはこの一両日がヤマのようであるのでこの関連のニュースには特に注意が必要だろう。
NYダウ | 26,800 | ~ | 28,000 |
「まるで子供の喧嘩」の非難合戦だったテレビ討論会であったが、大統領のコロナ感染・入院で選挙戦も一変、「ざまあみろ」と攻撃の手をさらに強化すれば、国民世論の反発は必至である。民主党も選挙戦を休戦せざるをえない。「厳しい感染防止策を訴えてきたバイデン氏にしてみれば、コロナ脅威を軽んじてきたトランプ氏の罹患(りかん)は格好の攻撃材料となる。とはいえ、国家の非常事態ともいえる状況で政治的利益を優先させれば逆に批判を浴びる。ひとまず選挙戦「休戦」を打ち出す背景には、そんな政治判断がにじむ。(日経より)」注目の追加経済策の政権・民主党の交渉にも影響があるかもしれない。自身のコロナ感染でいままで分断を煽ってきた大統領をはじめ、米国民が心を入れ替え、米国が挙国一致でコロナ、その根本原因の中国共産党の世界制覇の野望と戦う決意を固める、なあんて展開を願うのはあまりに単純で楽観的だろうか。 大統領の容体をめぐる報道に暫くは大騒ぎの株式市場ではなかろうか。
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