2020/8/24 | ~ | 2020/8/28 | 記入日 | 2020/8/23 | ||||||||||||||||||||
1.来週の見通し | ||||||||||||||||||||||||
日経平均 | 22,700 | ~ | 23,500 |
米国ではナスダック、本邦ではマザーズが活況である。コロナ禍で電気・機械が低調な中、巣ごもり需要に沸く企業の業績が良く、日本の場合はそういった米企業に部品を納入している、あるいは研究・開発を行っている企業の株価が高い。発生から6ケ月以上たち、そろそろワクチンや有効な治療薬がでてきそうな新型コロナであるが、(システムと同じで)入念なテストが必要なようで、できたからといってすぐに使えるものではなさそうだ。しかも個人差があり、副作用や効能も多数の験体で統計学的な処理をして初めて有効性安全性が確認されるらしい。偽薬を用いたテスト結果と比較し始めて有効性も確認できるらしい。ロシアはこのテストのステップをひとつ省略してワクチン認可したとの話で、当初の接種者はまだテスト段階ということなのだろう。医療従事者に先行して接種するらしいがその日が待ち遠しい。旅行や観光がコロナ前の状況に戻るにはさらに1-2年必要なのだろうか。
NYダウ | 27,500 | ~ | 28,500 |
すごもり、ハイテク先導の米株だが、金融緩和、財政・経済政策拡大、かつ手元流動性を超厚めにした多くの企業が短期の資金運用までリスク資産に振り向けざるを得ない状況に負うところも大きい。「赤信号、皆で渡れば」ではないが、こういった状況でひとり、他と違った選択をするのはサラリーマン投資家にとっては至難のわざだ。 皆がアップル・アップルの中おれだけオレンジで、うまくいっても評価は低く、下手をすれば大きなバッテンとなる。まあ大企業病といえばその通りで、普通のサラリーマンに毎日、ばくちを打たせている世の中のほうが異常なのではなかろうか。「山高ければ、谷深し。」利食いとヘッジはこまめに手抜きせず、ご用心を。
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