丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

丙丁童子の為替週報(06/04-06/08)  06/02記入

2018-06-02 09:43:08 | 2017年3月~2021年7月
  2018/6/4 から   2018/6/8         記入日 2018/6/2
1.来週の見通し
  ドル/円   109.00 111.00  
    核放棄を迫る米の立場に変化はないと思われるが、足許のふらつく文政権が大きなリスクだろう。日ロを加えた6ケ国協議に戻るのかどうか今後の米朝会談の行方(と黒幕の中国の動き)に注目したい。 米経済の力強さを印象づける米雇用統計であった。イタリアの喧騒・Flight to Qualityで、忘却された米金利の動きに来週は注目したい。あがるしかないと思うが どうだろうか?
   
   
   
   
   
   
   
   
  ユーロ/円   126.00 129.50  
    イタリアの喧騒は、いずれドイツでも現実化するのではないかとふと思った先週であった。南欧政情からのユーロ安がドイツ車販売に寄与し、政策無策のメルケル政権を支える構造は、トランプの貿易戦争で打ち砕かれるのだろうか。考えてみると「井の中の蛙の」ドイツ現政権はラテンよりもずっとお気楽ではないのか。。
   
   
   
   
   
   
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2.先週の動き
  週初英米市場は休場、前週末の半島情勢の変化にむしろ円安気味にスタートしたものの、イタリア政局をめぐり大統領と議会の対立が先鋭化、「ユーロ崩壊」と引退したはずの大物投資家が囃す動きもあり、ユーロが売り浴びせられ急落、円は買われて108.10近辺まで円高となった。まるでご当地の夫婦喧嘩の如く、その後大統領が議会に接近、週後半はむしろ与党内の汚職で不信任案が用意されたスペインに関心が移った。Flight to Qualityの動きで 米国債・ドイツ国債に買いが集中。株は売られた。週後半はイタリア情勢の落ち着きとともに市場は平静を取り戻し、週末の米雇用統計は米経済の力強い回復と労働逼迫・コストアップインフレを思い起こさせるに十分な内容で円も週初とほぼ同じレベルの109.50近辺での越週となった。
 
 
 
 
 
 
 
 

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格納レポート
    180602__00来週の予想
    180602__01相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、および、為替・株(日経/NYKダウ)のチャート分析です)
    180602__02先週の動き
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    20180528_01_経済指標実績
    20180526_01_一週間分日経メール
    20180604_08_経済指標来週の予定
    20180604_08_外交安保-時事国際_来週の予定
    みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」       180528~180601  (本邦祝日は休刊)
    三菱UFJ銀行 Daily Market Report   180528~180601


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