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市場の関心は:ダボスより武漢では?22日にWHO緊急会合→今後の焦点は新型コロナウイルスの感染力だ。WHO西太平洋地域事務局は21日、ツイッターで「新たな感染の報告例から、持続的な人から人への感染が起きている可能性がある」と指摘した。1次感染者から2次感染者だけではなく、2次感染者からさらにウイルスが持続的に拡散しているとの見方だ。感染症に詳しい東北大の押谷仁教授は「持続性だけでなく、効率性にも注目する必要がある」と話す。効率性は「1人の患者からどれだけ多くの感染者が出るか」という疫学上の概念だ。新型肺炎と同様にコロナウイルスが原因の重症急性呼吸器症候群(SARS)では、持続性と効率性がいずれも高かった。SARSは2002~03年に大流行し、8千人超の感染者を出した。12年に発見された中東呼吸器症候群(MERS)の場合は持続性こそ高くなかったものの、透析病棟など特定の環境で劇的に効率性が高まった。押谷教授は「人から人への感染が起きている以上、MERS級の流行が起きるリスクを想定しておく必要がある」と警鐘を鳴らす。(*日経 記事より)
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