その他ニュース
米グーグルがクラウドコンピューティング事業の強化を急いでいる。この分野では米アマゾン・ドット・コムや米マイクロソフトの後じんを拝してきたが、主力のネット広告には逆風が強まり、巻き返しは急務だ。一見、グーグルらしくない「弱者の戦略」により万年3位からの脱却を狙う。(以下 小見出しと抜粋 文末)
■厳しい業績でもクラウドは健闘
■「2強」とは同じ土俵に立たず
「大企業は1社のクラウドではなく、複数のIT企業の技術を組み合わせて使うことを好む」。19年に一元開発・運用基盤「Anthos」を発表し、いち早く「マルチクラウド」に対応する姿勢を鮮明にした。7月には自社に加えてアマゾン、マイクロソフトのクラウドに対応するデータ分析サービス「BigQuery Omni」を発表した。従来はグーグルの分析サービスを使うにはデータを同社のクラウドに移す必要があり、コストや時間がかかっていた。負担を軽減するとともに「複数社対応のサービスを入り口に顧客基盤を広げる」
■強い「本業」が壁となる恐れも
「多くの物流企業がクラウドと、経路設定などの目的で『グーグルマップ』を一緒に使うといった事例があり、グーグルのほかの製品との一体提供は顧客にメリットが大きい」と主張する。BigQueryなども自社のために開発したサービスを外部開放した経緯がある。同社には米議会に加え、強い権限を持つ米司法省や50州・地域の司法長官も反トラスト法(独占禁止法)への抵触をめぐり調査を進めている。反競争的な行為がないことを証明し、さらにクラウド事業強化のために活用してきたM&A(合併・買収)も円滑に進める道を確保することが、成長を続ける条件だ。(*日経 記事 より)グラフも
その他ニュース(08/20_夕) | ||||||||
国際 | ||||||||
企業 | ||||||||
IT 科学 | ||||||||
国内 | ||||||||
市場 | ||||||||