
海外市況
〇ダウは反落(21917)「新型コロナウイルスによる米景気下振れ懸念が強いうえ、前日に700ドル近く上げた反動で売りが優勢となった。相場は午前中には上げる場面もあった。今月の相場急落で低下した株式の保有比率を元に戻すための買いが入った。3月の中国の購買担当者景気指数(PMI)が急上昇し、好不況の境目となる50を上回ったのも過度の悲観を和らげた」。〇原油は反発(20.48)「3月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が改善し、好不況の境目である50を上回った。世界的な原油の需給が引き締まるとの見方につながった。最近の原油安で米シェール企業が原油生産を減らす動きが広がっており、供給減が需給改善につながるとの観測も買いも誘った」、金は続落(1596.6)。
〇米国債は反発(利回り低下0.67%)「米株式相場が反落して終え、投資家のリスク回避姿勢が強まると買われやすい米国債に資金が向かった。米国では新型コロナの感染者数が18万人に近づき、死者数も中国を超えた。ニューヨークなどで感染が急増し、収束時期が見通せない状況となっている。米経済活動の本格的な回復に時間がかかるとの見方が債券買いを誘った。米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和策として大規模な米国債の購入を続けている。需給引き締まりが国債相場を支えたとの指摘もあった。米株式相場が上げた場面では、米国債は上値が重くなった。イタリアで新たに新型コロナに感染する人数が減り始めるなど、感染がピークに近づいたとの期待が浮上したことなどが米国債売りにつながった。2年物国債相場は反落し、利回りは前日比0.02%高い0.25%で取引を終えた。一時は0.20%と2013年5月以来、ほぼ7年ぶりの水準に低下した」。
〇日経平均先物夜間引けは、18700.
〇(為替)「31日発表の3月の米PM)と米3月の消費者信頼感指数はともに前月から大幅に悪化した。「一時的ショックというより深刻な収縮を示しており、さらなる低下が続くのは確実だ」との見方を示すなど米経済の先行き懸念が強まった。FRBはこの日、海外の中央銀行から米国債を一時的に買い入れてドルを供給する緊急措置を発動すると決めた。世界的なドル不足を解消する狙い。ドル需給が緩むと見方もドル売りを促した」。
13:55更新
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