市況
■株続落(22339)。「30日に東京都で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は367人と、1日に確認された人数としては過去最多を更新した。感染拡大の収束が見えないなか、景気回復の遅れが懸念され売りが優勢となった。日米企業の決算発表を前に様子見ムードも強く、買いを手控える投資家も多かった。朝方は、29日の米主要株価指数がそろって上昇した流れを引き継いで、日経平均は100円超上げる場面もあった。29日まで行われた米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長による記者会見で、強力な金融緩和策を長期間継続することが再確認され、市場には一定の安心感が広がった。後場は都内の新型コロナ新規感染者数が高水準と伝わり安く推移した。東証1部の売買代金は概算で2兆2659億円。大引けにかけて東証株価指数(TOPIX)の浮動株比率見直しに伴う売買が出て売買代金が膨らんだ。売買高は13億42万株。東証1部の値下がり銘柄数は1321銘柄と約6割を占めた。値上がりは769、変わらずは81銘柄だった。」。■債券堅調(利回り低下0.015%)。「米連邦準備理事会(FRB)による大規模な金融緩和策が長引くとの見方から米債券相場が上昇したほか、2年物国債入札で投資家から一定の需要が確認できたのもあって長期債には買いが入った。中期債にも買いが入り、新発5年物国債の利回りは前日比0.005%低いマイナス0.120%をつけた。財務省が実施した2年物国債(新発415回)の入札では最低落札価格が市場予想を上回った。他の2年債や新発5年債と比べた利回りの高さや新型コロナウイルスに対応した日銀の特別オペ(公開市場操作)に絡んだ担保需要が応札を促し、「海外投資家の需要減退を補う結果だった」(国内証券の債券ストラテジスト)という。もっとも、超長期債は売りに押された。新発30年物国債の利回りは前日比0.005%高い0.540%、新発40年債利回りは同0.010%高い0.565%で推移している。国債増発による需給不安が後退したとして、このところ利回り低下が続いてきたため、利益確定を目的とした売りが出た」。
(為替)円は104.98-105.30のレンジ、17時時点では105.08近辺。ユーロは123.53/1.1755近辺
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