市況
〇株続伸(19389)「新型コロナウイルスの感染拡大に対応する大型の米経済対策が早期に成立するとの期待から、前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が急伸した。米株高の流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが先行した。きょうは3月期決算企業の期末配当の権利付き最終売買日にあたり、配当の権利取りや機関投資家の配当再投資に絡む買いが入ったことも相場を押し上げた。国内で新型コロナの感染者数が急増し、首都圏では今週末の不要不急の外出を自粛するよう住民に求めるなど、経済や社会活動の先行きへの不安は根強い。「トレンド追随型の海外ヘッジファンドなど短期筋の買いが相場をけん引したが、中長期志向の機関投資家は引き続き様子見」との声も聞かれた」。〇債券は軟調(利回りは上昇0.005%)「安全な資産とされる債券には売りが出た。もっとも、日本時間27日の時間外取引で米長期金利が一段と低下しており、国内でも長期金利がゼロ%まで戻す場面があった。中期債には売りが目立った。新発2年物国債の利回りはマイナス0.170%と前日から0.090%上昇した。日銀が国債売り現先オペ(公開市場操作)などで金融機関から資金を吸収しており、中期債には資金の置き場としての需要が減退している。財務省が27日実施した3カ月物国庫短期証券(TB)の入札が「低調な結果」となったのも海外投資家による需要の鈍さを意識させ、2年債の売りにつながった」。
〇(株式市場では政策発動の大義名分と「買い」材料視された、26日発表の週間の米新規失業保険申請件数(328万件)の急増だが)、為替市場では「米国の景気や雇用の悪化が想定以上になるとの見方」から 円買い・ドル売りを誘った。国内輸出企業による円買いも入って相場を押し上げた。
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