海外市況
ダウ続伸(29348)「米中の貿易問題を巡る関係の落ち着きや両国の景気改善への期待を背景とした買いが続いた。ただ、短期的な過熱感から目先の利益を確定する目的の売りも出て、相場の上値は重かった。17日発表の中国の2019年12月の工業生産高や小売売上高が市場予想を上回り、中国経済の底堅さが意識された。米国では昨年12月の住宅着工件数が市場予想を大きく上回って増え、13年ぶりの高水準となった。年末商戦の好調さを受けて足元で広がっている投資家の米景気に対する楽観を後押しした。ただ、ダウ平均は小幅な下落に転じる場面もあった。連日で最高値を付けているほか、3連休を前に目先の利益を確定するための売りが出やすかった。」。原油小幅続伸(58.54「)根強い需給悪化の懸念から売りが先行したが、取引終了直前に中国の需要増を見込む買いが入り、前日終値近辺まで戻した。国際エネルギー機関(IEA)が16日発表の月報で世界的な供給過剰による需給悪化を指摘したことが改めて売り材料となった。米国などの増産の勢いは、石油輸出国機構(OPEC)やロシアなどによる減産の効果を打ち消しているという。売り一巡後、3連休となる週末を前に持ち高調整の買いが入った。ロイター通信が2019年の中国の製油量が前年比で大幅に伸びたと報じた。米国に次ぐ原油消費国である中国の需要増加の勢いが需給環境の改善につながるとの期待が相場を支えた」金反発(1560.3)。債券は続落(利回りは上昇1.82%)「2019年12月の米住宅着工件数が市場予想を大幅に上回って増加し、米景気の改善観測が強まった。リスク回避の際に買われやすい債券に売りが出た。米商務省が17日に発表した昨年12月の米住宅着工件数は前月の改定値より16.9%増え、13年ぶりの高水準となった。16日に発表された12月の米小売売上高や1月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数など一連の経済指標も米景気の緩やかな拡大が続くとの見方を強めており、債券売りが続きやすかった。(中国景況指標の好数字も、債券売りの材料)」。日経先物夜間引けは24020.市況関連ニュース(01/18_朝) | ||||||||
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