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三菱UFJリースと日立キャピタルは24日、2021年春に合併すると発表した。合併会社の総資産は約10兆円となり、首位のオリックスの13兆円に次ぐ規模となる。新型コロナウイルス禍に伴う企業の設備投資需要の低下で、リース業界には逆風が吹いている。合併で経営体力を高める。
三菱UFJリースと日立キャピタルは2016年に資本・業務提携を締結した。経営統合を視野に協議を重ねていた。三菱UFJリースは国内に強みを持ち、日立キャピタルは欧州に強い。新型コロナの影響で航空機リースなど先行きに不透明感が増していることから、相互補完関係にある両社が合併すれば、経営基盤を強化できると判断した。
新型コロナで企業はサプライチェーンを見直すなど、設備投資が減っている。超低金利の長期化し、リース事業を取り巻く環境は厳しさを増していた。三菱UFJリースと日立キャピタルの合併は、コロナがきっかけとなった再編とも言える。今後、リース業界で再編機運が高まる可能性もある。
(*日経 記事より)写真:三菱UFJリースと日立キャピタルのホームページ
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