岸田総理は、以前から「外交の岸田」などと言われ、派手な外交パフォーマンスをしてきた。
その割には、成果は・・・・・・??であるが・・・。
その岸田総理、外交の本当の意味が分かっていないようだ。
彼が訪れる国々は、みな仲良しの国々ばかり。
こんな外交なら、馬鹿でもできる。
これは「外交」ではなく「社交」の部類のように見える。
個人間の人付き合いならば、これでも許されるだろうが、国際舞台での外交はこれではまずい。
外交とは、日本を取り巻く多くの国々との対話を通して、平和な世界を築くためのものであり、これが国民の生命・財産を守ることにつうじることになるはず。
政治体制や主義主張の異なる国々のリーダーたちとも、進んで対話をするのが、「外交の眼目」であると、私は思っている。
今、岸田総理のやっている「外交」は、中国やロシアを悪者のように喧伝しながら、NATO諸国と仲良くしようとしている。
他国の悪口や他国からの不安を言いまわっていては、自ら中国やロシアとの対話の窓口を非常に狭めてしまうであろう。
個人間でも、虫が好かない人間や意見の合わない人間と、積極的に交わることこそが、新しい人間関係を築き、ひいては自分自身の『人間的成長」につながるものと信じている。
一国のリーダーを任ずるならば、対立する国・主義主張の違う国と、利害優先ではなく、人間としての素直な対話をするだけの器量・度量が欲しい。
残念ながら、今の世界にこのようなリーダーは稀有・・・・・・・・だな。
ともあれ、岸田総理の『外交ごっこ』では、日本の平和は守られないし、いつか来た道を暴走するのでは・・・・・と危惧するものである。