このところ、自民党、就中安倍派・二階派の議員たちの「裏金」事件で、国会は大荒れ状態。
政治倫理審査会ひとつ開くのに、どれだけの時間をかけているのか!!
特に自民党内は恰も『学級崩壊状態』のようだ。
茂木幹事長の言うことなどどこ吹く風。
党のナンバー2のメンツは丸つぶれだ。
幹事長のこの体たらくだから、あとの議員たちの劣化は推して知るべし。
かつての自民党なら、不満分子たちは等を飛び出して新党結成して、自分たちの主張をしただろうが、今の若い議員たちはそんな甲斐性などまるで見られない。
これも、小選挙区比例代表制と言う悪しき選挙制度が主要員であろう。
議員が「党」の名前で守られ、ろくに地元で苦労することなく選挙を買ってきた輩ばかり。
かつての中選挙区制を闘ってきた議員とは、月とスッポンである。
日本では実現するはずのない「二大政党制」などという幻想を追い求めて導入された小選挙区制。
これが、自民党をかくも堕落させたとは皮肉である。
今後は政治資金規正法の改正をして、連座制などの裏金防止策を講ずることも大事だが、その前に選挙制度をもっと民意を反映するものに早急に変えるべき。
でないと政界の劣化は、ますますひどくなるばかり。
与党で野党も、そろそろ本気で議員のレベルアップ、アップデートを考えるべき????