『戦争の惨禍を二度と繰り返さない。』だと。
一体どの口が言っているのやら。
莫大な防衛費を計上し防衛装備を大拡充し、将来的な増税を見据えている人間が、よくもまあ言えたものだ。
戦争を煽るような言動を繰り返す人間の言うセリフではあるまい。
こんなのを「2枚舌」と言うのだ。
本当に二度と戦争を繰り返さないためには、防衛装備を増強することより、各国にリーダーと平和について胸襟を開いて対話することだ。
利害もメンツも立場もかなぐり捨てて、一個の人間として徹して話すことが重要であろう。
また経済だけでなく、文化交流、教育交流なども促進することだ。
思想信条の違う国のリーダーも、私たちと同じ人間である。
妻子や家族を大切に思う心も、必ず持っている。
戦争をして、その家族を失いたくないという思いも共通であるはず。
人として、徹して話せば、解かりあえないはずはない。
こんなことを言うと、理想論だと笑われるかもしれない。
理想論、おおきに結構ではないか!!
人類は理想を追い求めて進歩してきたのではないか?
理想を追い求められなくなったら、人類の進歩は止まってしまうのを忘れてはならないと思う。
ともあれ、軍備を増強しながら、相手の批判ばかり繰り返していては、平和など夢物語になってしまうだろう。
新しい時代には、新しい視点での平和活動が求められている。
人間の英知が今こそ必要とされている。