昭和の爺の独り言

住みづらくなった世の中で、日々思うこと、感じることを書き連ねてみたい。
「もの言はずは腹ふくるる思ひ」・・・・。

カネのかかる時代

2023-08-14 09:27:41 | 日記
現代は「カネのかかる時代」だと思っている。

いや、『カネをかけさせられる時代』というべきか?

何をするにも「カネ」が必要だ。

さらに情報技術の発達で、商品も情報が否応なく飛び込んでくる。

そして、人間の「物欲」をこの上なく刺激してくれる。

そしてそれらのものを手に入れられれば幸せを感じ、そうでないときは不幸を感じざるを得ない。

一般家庭でも、でっかい車を持ち、家には便利な家電製品がたくさんある。

昭和の時代なら、こういう家庭は「富裕層」に分類されていたかも。


こういうご時世では、カネがいくらあっても足りないようだ。

人間の欲望には際限がないからか・・・・。


食べるものでも、高級志向になっているように思える。

一番思うのがお米。

みな競ってブランド米を求める傾向があるが、ブランド米と標準米のどこが違うのかな?

確かに食べる一瞬は、味や風味は違うかもしれない。

でも、腹の中に入ってしまえば全く同じであるし、消化されて出てくるものも同じようなものが出てくるのだ。

ならば、物価高騰の折でもあり、あえてブランド米を食べる必然性はないように思えるが・・・・。

それでもブランド米を食べるのは、何故なのかなあ?

昭和の貧しい時代に育った爺には、その辺がどうも解せない。

日々、3度のご飯がまともに食べられるだけで幸せである。


今の時代、カネをかけないと『幸せ』を感じられないのかな??

本当の「幸せ」なんて、本来カネで買うものではないのに・・・・・・・、と勝手に信じている爺である。




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