バスケットW杯で、日本は自力でパリ五輪の切符を手にした。
48年ぶりの快挙だと。
本当にうれしいことである。
私もカボベルデ戦をテレビで観戦した。
非常にいい試合だったし、勝った瞬間は大きな感動を覚えた。
だが、その後がいけない。
その試合以降、昨日、そして今日、この話題をゲリラ豪雨よろしく報道を垂れ流している。
同じ場面を何度も何度も見せられると、せっかくの感動も覚めてしまおうというもの。
放送する側は、視聴率稼ぎのつもりでやっているんだろうが・・・・。
日本のテレビはいつもこうだ。
春のWBCの時もその例に漏れず。
過去にも、こんなゲリラ報道が数多くなされてきた。
あまり外野が騒ぐと、選手たちに不必要なプレッシャーやストレスを与えてしまわないのか?
現に、あれだけ大谷選手の活躍を大々的に報道していたが、ちょっと調子が悪くなると、途端に報道の量が激減。
日本のこの大々的な報道で過大な期待を寄せ、それに応えようとした大谷選手がオーバーワークになってしまったのではなかろうか?
肘の故障で近日中に手術に踏み切る・・・・ということである。
ともあれ、テレビ報道もある程度節操をもってなされるべき。
でないと、アスリートたちの選手生命を危険にさらすこともあるのだ。
序でにもう一言。
テレビ局がメダリストをバラエティー番組に呼ぶことも多いようだ。
その辺の芸人と同様の扱いをしているように思えてならない。
アスリートに対する『本当の意味のリスペクト』がないように見える。
その辺も、テレビ局は考慮すべきであると思っている。