大人の不注意から、子供を車に置き去りにする事故が多く発生している。
これは、「過失」というより『重過失』と言うべきである。
最近、子供をペット扱いする風潮が見られるが、人間様の子供はペットではないのだ。
マスコミでは、置き去り防止のために、次のようなことを言っているようだ。
▽携帯電話や財布など、車を降りる時に必ず持っていくものを子どものそばに置いておく・・・・・などと。
なんと情けないことか?
モノに頼らないと、子供も守れないのか?
子供の命の重さは、財布や貴重品と同じ程度のものか。
かつては、親は自分が餓死しても子供には飯を食わす・・・・くらいの覚悟があったのだが、今の親たちにはどうなんだろう。
これも、モノ・カネが大事にされ、偏重されるという弊害であると思えてならない。
人間の命の重さも、軽くなってしまったものだ。