松阪いさおと中央区を元気にする会

中央区民をはじめ広く大阪市民の皆様の意見をお聞きして大阪市政に提言する政治団体です

民主主義が健全に機能するためには

2018年01月09日 | 市民の方々との対話
日本は民主主義の国とされています。18歳以上の国民にはすべて選挙権が与えられており、みな平等に1票が与えられています。民主主義とは、国民主権、選挙により政権を担うものを決める、多数決の原理、少数意見の尊重などと教わってきました。しかし、その原理だけで本当に民主主義の目指すものが実現できるのでしょうか?ある国は民主主義と名乗りつつも実際は独裁国家だったりします。大事なことはその国家の国民がどのような国を創りたいのかというヴィジョンをしっかりと持っていることだと思うのです。国民がそれぞれ私利私欲に走るような国民であったら国家は破綻してしまいます。そのためにはある程度の教養は必要でしょうし、一定の道徳的な素養も必要でしょう。最も大切なものは宗教教育です。特に仏教で説く「利自即利他」の考え方が大切です。人を幸せにすることがそのまま自分の幸せになるという考え方ですが、自分が社会の一員として社会全体が幸福になっていく方向で政治参加すること。それが幸福な国家を創っていく力となっていくのだと思います。特に政治家にはもっと利他の精神が求められることは言うまでもありません。良い国家を創っていくための判断材料が必要です。それが新聞やテレビなどマスメディアです。どこかの国のように新聞やテレビニュースはもちろんインターネットも制限がかかっており自由に情報を得ることができない国においては、国民は正しい判断をすることはできません。あらゆる情報が検閲などの制限なく自由にアクセスできる環境になければ国民は正しい判断はできないのです。つまり健全な民主主義の条件として国民自身の資質の問題と正しい情報の提供の二つがあげられると思うのです。さらに突っ込んで言うならば、この二つの要素が最も最適化するのは正しい宗教の存在です。従ってタイトルに関しての私の結論は、民主主義が健全に機能するためには国民が正しい宗教を奉じていることがその前提となるということです。