松阪いさおと中央区を元気にする会

中央区民をはじめ広く大阪市民の皆様の意見をお聞きして大阪市政に提言する政治団体です

政治家にとって最も大切なものは

2018年01月10日 | 市民の方々との対話
 前回に引き続き政治ネタを続けます。政治家のイメージは概してネガティブなものが多いと思います。目立ちたがり、金に執着している、裏で悪事を働いているなどなど。しかし、政治家を志すきっかけはみな市民の方々の幸福を本当に願い、多くの犠牲を払いながら選挙に打って出て、中に何度も挫折を味わいながら議席を獲得していく。そういった方が多いのではないでしょうか。尊敬に値することです。しかし、いったん議席を獲得すると今度はその議席の維持のために活動の主軸が移っていくように感じます。つまり市民の幸福の実現が目的だったはずなのに、いつの間にか議席確保が目的となっており、市民の幸福を実現することも議席確保のための手段と変わっている政治家もいるのではないでしょうか。私は政治家に求められるのは、市民の幸福を実現するという初心を忘れないために、常に自分心にそのことを問い続けることだと思います。目的と手段がひっくり返っていないか、自分の議席の確保より市民の幸福を優先しているかを常に問い続けなければなりません。そのために必要なことはやはり信仰です。お釈迦様は八正道を説きました。常に自分の心が神仏の心と離れていないかを点検し、間違った思いや行いをしたときは反省して考えや行動を改めていく作業です。一般の市民にも当然必要ですが、市民の幸福に責任を持つ政治家は絶対に忘れてはならない心がけです。嘘をつかない、市民との約束を守る、自分の利益より公益を優先する。このような心がけは信仰心を持ってこそ長く維持し続けることができるのです。結論として、政治家にとって最も大切なものは信仰である。そう私は思います。