【北斗】渡島家畜商商業協同組合北斗大野支部(高田和広支部長)は6日、「第80回記念ばん馬大会」を北斗市市渡の旧大野町家畜市場跡で開いた。道内や青森県から、ばんえい競馬の現役馬を含む農用馬やポニー計67頭が出場し、もうもうと砂ぼこりを上げながら、豪快な馬力を披露した。
同大会は現存するばん馬大会としては道内でも最古級とされる。砂利を敷いた200メートルの直線の途中に高さ1・5メートルから2メートルの障害を2カ所設けたコースで15レースを行った。コース沿いの土手には数百人の観客が陣取り、強い日差しの中、馬が重いそりを引いて障害を越す様子を見守った。
また、節目の大会を記念し、かつて騎手として出場していた70代後半から80代の市内の男性3人がレースを行い、会場を沸かせたほか、会場で馬市も開催した。高田支部長は「トラブルもなく、80回目にふさわしい良い大会になった」と参加者をたたえていた。
同組合によると、道南では森町や上ノ国町でもばん馬大会が開かれている。(北海道新聞)
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