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雨の記号(rain symbol)

韓国ドラマ「アイリス」 第9話

 チョリョン指導下によるテロは着々と準備を整えていた。探知機にも反応しないようにガードされた濃縮ウランの南への運搬準備も完了していた。
 ペク・サン局長にヒョンジュンのことを告げようとしているところへ、ミジョンが最新の情報をもって駆けつける。報告を聞いてすぐに襲撃の命令を出すペク・サン・・・NSSの追跡もヒョンジュンらのすぐそばまで迫っている・・・。
 サウはNSSの実行部隊を指揮してアジトとおぼしき場所に踏み込むが・・・。
(第8話ラストより)


まずはTBSガイドから

北朝鮮のテロリストたちによるNSSの制圧
テロ集団にひとり立ち向かうスンヒ
ヒョンジュンとスンヒの運命とも言える悲恋が再び交錯する!!

 ヒョンジュン(イ・ビョンホン)を仲間に入れたチョリョン(キム・スンウ)のテロリスト集団は、韓国に潜入しテロ活動に着手しはじめる。テロの目標が、外務長官会談の行われる会場だということを把握したNSS要員たちは実働部隊全員を投入し、会談の行われる会場へと向かう。しかし、その間テロリスト集団は、NSSをテロの本当の目標としNSSへと向かっていた。テロリスト集団は、ヒョンジュンのNSS時代のチーム員であったテソン、ミジョン、ジョンインなど、数人しか残っていなかったNSSを簡単に制圧してしまう。しかし、支援のためNSSに復帰していたスンヒ(キム・テヒ)に見つかってしまう。スンヒはNSSの状況をサウ(チョン・ジュノ)に報告し、直接テロリスト集団を抑えようと反撃にでるのだが…。

 NSSの実行部隊が踏み込んだ場所はすでにもぬけの殻だった。そこには何も残されていないかに思われたが、机上にあった一枚の紙片から、サウたちはカン・ドチョルに指揮されたテロ班のターゲットがアメリカとの「外交会談」にあるとにらむ。
 報告をNSSから受けたチョ・ミョンホ大統領は、「外交会談を中止しようか」とペク・サンに持ちかける。しかし、ペク・サンは「我々のセキュリティーはテロに屈することはありません。予定通り行ってください」と警護に自信を示す。
 大統領とのやりとりを終えたペク・サンは、北からの視察団一行の出迎えをふくめ、NSS配下に万全の警備体制を敷くよう促す。
 しかし、テロ班が目的としていたのはそうではなかった。旧アジトに彼らが残した紙片は企みに基づいたもので、その意図はNSSの勢力を外へおびき出すことだった。
 スンヒは視察団を迎える場所に向かっていたが、テロ情報が入ったことでその応援にまわるべく、NSS本部に車をUターンさせていた。
 NSSの主要部隊を外へおびき出すことに成功したテロ班は、廃棄物収集の出入り業者を装い、地下駐車場防災センターの情報網や外部との通信機能を遮断して侵入を開始する。
「上階に行くにはエレベーターしか使えない」
 行動を共にしているヒョンジュンは忠告するが、リーダーのカン・ドチョルはエレベーターを使うには声帯認識の壁があるのを知っていた。
「俺たちを上階へ導くのがお前の仕事だ。お前も試されているってことを忘れるな」
 ヒョンジュンは彼らを誘導して上階に向かう。ソンファはカン・ドチョルらの牙がいつヒョンジュンに向けられるか気にかかって仕方のない様子である。ここが、スンヒの属する場所だということにも・・・。
 襲撃への対応に遅れたNSSの守備要員らはことごとくテロ班に蹴散らされていってしまう。
 銃撃戦が繰り広げられ、テロ班が機器管理室(NSS中枢部)に接近しだし、ヤン・ミジョンがこの異変に気付く。外部との情報のやりとりがコンピューターで出来なくなり、携帯機器も外と通じなくなった。
 情報センターがパニックに陥りだした頃、テロ班がなだれ込んでくる。ヤン・ミジョンはとっさの機転でセンターの機能をつかさどるサーバーをダウンさせる。激怒したカン・ドチョルはサーバーの解除を彼女に促すが、パスワードがなければ回復できない、それを私は知らない、とミジョンは説明する。銃口を彼女の頭部に向けるドチョル。パスワードは上層部の人しか知りません、とヤン・ジョンインが助け舟を出そうとするが、するとその銃口は彼女に向けられる。銃の引金が今まさに引かれようとする瞬間、ヒョンジュンが言った。
「彼女の言っていることは本当だ。パスワードは上層部の連中しか知らない」

 一方、チョリョンも濃縮ウランを持ち、首脳会談の視察団の一員として韓国へ入っていた。
 
 帰着してすぐ、NSS本部内の異状に気付いたスンヒだったが、携帯電話がどこにもつながらない。やむなく彼女は地下から本部内に入り、アナログ回線を使ってサウに連絡をつけた。
「NSS本部が何物かの襲撃を受けています」
「君はそこでじっとしていろ」
 サウはいそいで班を組織し、NSSに向かう。
 サウの言葉を守れるスンヒではない。彼女は単身危険ゾーンに踏み込んでいく。しかし、このことによって彼女の存在が発覚。
 ソンファはコンピューターの画面上に現れた謎の女をスンヒと直感する。その女はベク・サンの指紋を採取し、それを使ってベク・サンの保管庫に向かうヒョンジュンを下に見て追尾を開始している。二人を合わせたくないソンファは胸騒ぎを覚えてそこに駆けつけようとする。
 その頃、ドチョルたちは犠牲を出したものの保管庫内の装置(これも濃縮ウラン?)を取り出すことに成功する。写真を撮り、携帯でチョリョンに送信する。
 これを見てしたり顔のチョリョン。
 この頃、サウはNSSに戻っていたが、ヒョンジュンが作動させた非常保安システムを解除できず、焦っていた。
 スンヒの追尾を受けているとも知らず(気付いていた節もある)、ヒョンジュンはペクの保管庫の中のファイルを開けていた。データの転送をし終わった時、スンヒに声を掛けられる。
ヒョンジュンはもちろん相手がスンヒだと確認したはずだが、マスクのため表情を読むことはできない。そのまま、スンヒに向かって近づいていく。
 スンヒの背後にはテロ犯が忍び寄っていた。その相手目がけて銃を発砲した瞬間、スンヒの銃弾がヒョンジュンの身体を貫いた。相手を倒したと信じて、ヒョンジュンに近づくスンヒ。マスクをはがし、顔を見ようとするのだが・・・。

 果たしてヒョンジュンはスンヒに撃たれたのか、撃たれてないのか。それとも防弾チョッキを着ていた?
(次回の予告編を見るとヒョンジュンは元気に動き回っていた・・・) 
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