NewJeansのパフォーマンスから感じること
What you feel from NewJeans' performance
What you feel from NewJeans' performance
NewJeans「ゴールデンディスク」ダンプラ映像公開
★ 「NewJeans(ニュージーンズ)」が「第37回ゴールデンディスク賞」で披露したステージのダンス練習映像を公開しています。
「第37回ゴールデンディスク賞」は1月7日に、タイ・バンコクで開催。「NewJeans」は授賞式に出席し、最新曲OMGをはじめ, Attention, Hybe Boyのパフォーマンスを披露していました。
NewJeansはストリートダンスっぽいパフォーマンスが持ち味だが、彼女らのステージの魅力はそこだけに留まらない。
一段高いステージに上がっても、それに見合ったオーラを放てるのが強みなのだ。
切れをセーブしたダンスを特別なイメージ感の強いステージで行うと、よほどのリズム感やオーラがないとショボい、あるいは締まりのないパフォーマンスに見られかねない。しかし彼女らは身体の持つ活力感や息の合ったリズム感でこれを克服してしまう。
切れにこだわったダンスより、はるかに汗をかくパフォーマンスだな、と思いつつ、顔を覗き込むと一心で若々しい表情がまたいい。
身体の隅々までパフォーマンスの緊張が行き届いていれば、アイドルらしい笑顔などは作り出せるはずもないのだ。
笑顔を浮かべ、汗を感じさせないアイドルのスマートなダンスはもちろんいい。だが、汗の迸ってるイメージをダンスの切れに頼らず、身体全体のまろやかな動きにこめたNewJeansのヒップホップ風ダンスにも青春の初々しさがある。
だから、世界中の若者が共鳴しつつあるのかもしれない。
NewJeansの見せるパフォーマンスには、ガールクラッシュの華々しさはない。だが、つぶさにパフォーマンスを追うと、近頃の若者の息づかいというか、エネルギーのようなものは感じ取れる気がして来る。
経験値の高い年寄りがそれを感じ取れるなら、同世代の者たちにとっては新鮮であろう。たとえ、郷愁の回帰であるとしても…。
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