現場トークショーから（ジェシカ）（９）（少女時代）
From the on-site talk show (Jessica) (9) (Girls' Generation)
「少女時代で一番ケチなメンバー？」
「ケチなのは、そうですね・・・」
ジェシカは真剣に考え込む。
「いません」
「ということは・・・使う時は使う？」
「はい。・・・少し前が私の誕生日でした」
「そうなの？ 誕生日おめでとう♪・・・」
お笑いMCは手を叩いて歌いだす。男性MCも合わせる。
「五月ではありません」とジェシカ。「4月18日です」
「えっ！ 僕は4月10日だよ」
「そうですか？」
「うん」
「あなたの誕生日なんか大したことじゃない」とお笑いMC。
バカ笑いする男性MC。
「四月生まれが何人いると思ってるの。12分の１いるよ。合わせてどうするの」
手を叩いて笑うジェシカ。
「わっはははは、僕たちは同じ四月生まれだ」
ジェシカとハイタッチしあう男性MC。
「あきれるわ、まったく」とお笑いMC。
「だから、僕はともかくつながりがほしかったんだ」
「ジェシカトとね、ハイハイ」
脱線しまくりのMC・・・ジェシカが話を本線に戻す。
「メンバーと食事をしました。スケジュールが忙しくない限り、誕生日には全員で集まります」
「では、年に9回は集まってるんですね」
「そうなります。・・・楽しいです。いろんな話もできるし・・・」
「お酒も飲みますか？」
「飲みますね。ワインやシャンパンを飲みます」
「うんうん」
「私の前はテヨンでした」
「ほぉーっ」
「私はディズニーストアが大好きなんです。テヨンにはボールペンをあげました。ちょっとしたプレゼントをよくします」
「気持ちがないとできないことだね。ユナにはサンドバッグをあげたらいいね」
吹き出すジェシカ。顔を両手で覆って笑う。
「喧嘩することはあんまりない？」
「喧嘩もしますよ。でも、すぐ仲直りします。”ご飯食べよう”と言って」
「なるほど、あっははは」
「仲直りはすぐです」
「カッコいい。・・・それ、私たちで再現してみましょう」
「今ですか？」
「ええ」
笑い出すジェシカ。
「僕が少女時代を？」
「ええ。あなたがユナ。私はティファニーをやるから」
「はいはい」
「じゃあいくよ。――そこ、私の席でしょ！」
「私の席よ」
「ヤアッ、顔がかわいいからと調子に乗らないで！」
「大声出さないでよ。話したくない、フン」
そこでジェシカの登場。
「ヤアッ、一緒にご飯たべよう」
「クレー（そうね)」とすぐ仲直りの二人。
三人大声で笑う。
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